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エクアドルの基本情報と観光ガイド・有名観光スポット
2025.12.26
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エクアドルは多様な気候と、地域ごとに異なる自然環境が、魅力のひとつです。この記事では、エクアドルの気候とその特徴について紹介します。
エクアドルは、スペイン語で「赤道」を意味する国名の通り、赤道の直下に位置し、面積は日本の本州とほぼ同じです。気候は地域によって大きく異なるため、一般的には6月から10月が乾季、11月から5月が雨季となりますが、地域によって時期が前後します。
太平洋に面した熱帯の低地で、冷たいフンボルト海流とパナマ海流の影響を受け、穏やかな気候が特徴です。
ここではバナナ、コーヒー、サトウキビなどの主要な輸出品が生産されています。
平均気温は25~28℃。雨季は12月から4月で蒸し暑く、日中平均気温が30℃を超えることもあります。代表的な都市はグアヤキルです。
南北に走るアンデス山脈が広がり、特に中央山岳地帯には4000~6000m級の活火山が連なっています。
首都キトは標高が高く、年間平均気温は14℃で「永遠の春」と呼ばれる快適な気候です。
乾季は4月から9月、雨季は10月から3月で、特に6月から8月は天候が安定し、晴れの日が続きます。
アンデス山脈の東側に広がる高温多湿の熱帯ジャングルです。
年間を通じて降水量が多く、豊かな自然が残されています。ここには珍しい動植物や昆虫が生息し、外界と接触を持たない原住民もいます。
19の主要な島と小さな島々から成り、ゾウガメやウミイグアナなどの希少な生物が棲息しています。
この地域は地球の進化の過程を知る上で貴重な自然環境であり、世界遺産に登録されています。
出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成
エクアドルは、地域ごとに異なる気候が魅力の国です。自然の美しさと文化の豊かさを体感し、忘れられない旅に出かけてみませんか?