ベトナム・ダナンのおすすめ観光スポット10選!極上のビーチリゾートを満喫する
2025.6.12
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ベトナムの首都ハノイは、政治や文化の中心都市でありながらもどこか落ち着きのある雰囲気が漂う。今回は、そんなハノイを訪れるならぜひ足を運んでほしい観光スポットを10選紹介する。歴史的遺産を巡ったり、市場でグルメを楽しんだり、さまざまな角度からハノイを堪能できるだろう。
ホーチミン廟には、ベトナムの国父と称されるホー・チ・ミンが安置されている。廟の周辺には広大な庭園が広がり、厳粛な雰囲気が漂っている。廟内に入ると、ホー・チ・ミンの遺体が厳重に保管されており、その姿を見ようと多くの観光客が訪れる。訪れる際には、短パンやタンクトップなどの露出の多い服装は避けよう。
ベトナム独立の父として知られるホー・チ・ミンは、豪華な宮殿ではなく、池のほとりに建つ木造の家に住むことを選んだ。彼が実際に使った家具や日用品がそのまま残されており、ホーチミンの人柄を感じ取ることができるだろう。敷地内には、1954~1969年まで大統領府として用いられていた洋館がある。
ホーチミン廟から歩いてすぐの場所にあるホーチミン博物館は、ベトナムの独立運動の歴史を学ぶうえで欠かせないスポット。ホー・チ・ミンの生涯をたどりながら、彼の業績やベトナムの近現代史を詳しく解説している。
タンロン遺跡は、約800年にわたってベトナムの歴代王朝の都が置かれた場所。2002年の発掘調査により発見され、2010年にユネスコの世界遺産に登録された。ドアン門をくぐると、かつての王宮の荘厳さを感じさせる景観が広がる。敷地内には、宮殿跡や仏塔、石碑があり、それぞれが異なる歴史的背景をもつ。
ハノイから約3時間の距離に位置するハロン湾は、世界遺産に登録されているベトナム随一の景勝地。エメラルドグリーンの海に浮かぶ無数の奇岩群が織りなす風景は、まるで絵画のような美しさ。日帰りツアーで訪れて、観光船でハロン湾を巡るのが一般的。洞窟探検やシーカヤックなども体験できる。
文廟は、1070年に孔子を祀る廟として建てられた。その後、ベトナム初の大学が開かれ、多くの学者や学生が学びの場とした。池を囲むように並ぶ石碑には、官吏の登用試験である科挙試験に合格した学者たちの名前が刻まれている。本殿には孔子が祀られ、今も人々が学業成就を願っている。
ベトナム美術博物館は、古代から現代にいたるまでのベトナムの美術品、約6000点を所蔵している。仏教美術、陶器、民族工芸、現代絵画など多岐にわたるコレクションを楽しむことができる。
ホアンキエム湖の名前は「還剣」を意味し、湖にまつわる伝説に由来する。15世紀、ベトナムの英雄レ・ロイが、湖に住む黄金の亀から授かった剣を使って中国の侵略を退け、平和が訪れた際に亀に剣を返したといわれている。その伝説にちなみ、湖の中央には亀の塔(タートルタワー)が建っている。湖畔は人々の憩いの場として親しまれている。
ハノイ最大の市場であるドンスアン市場には、食料品や衣料品、家電製品まで様々な商品がところ狭しと並ぶ。3階建ての市場で、1階にはお菓子や土産物を売る店があり、町なかよりもお得に買える場合がある。
ハノイ大教会は、ハノイで最も大きな教会。内部に入ると、ベネチアから輸入されたといわれているステンドグラスで彩られた厳かな空間が広がる。この教会は現在もカトリックの信仰の地であり、多くの信者が祈りをささげている。
ハノイには何度訪れても飽きない魅力があり、ホーチミンやホイアンとはまた違う雰囲気が味わえる。この記事を参考に、古都ハノイで忘れられない旅の思い出を作ってほしい。