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兵庫にゆかりのある約630人に聞いた「兵庫あるある」に共感が止まらない!【地元愛】

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2025年8月27日
公開日
2025年8月28日

読んだら兵庫のことが何倍も好きになる(!?)ガイドブック『地球の歩き方 兵庫』掲載の「兵庫あるある」から5つをピックアップ。兵庫にゆかりのある約630名の読者が選んだあるあるネタ、あなたは何個わかりますか? 兵庫出身の編集室メンバーも、地元の思い出を振り返ってみました。

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1.先生「体操の隊形に開け!」 生徒「やー!」

学校でのあるあるといえばこれは外せません。運動会の練習などで、体操のスペースを取るために広がるときのかけ声。「やー!」と発声したあと、生徒は腕を脇に寄せてかけ足で広がります。「やー!」の声が小さいと、先生にやり直しをさせられる流れまでがセット!?

宝塚市出身・梅崎
「やー!」は、「やーーー!!!」とお腹から声を出し、高く手を挙げます。違う県に遠征に行ったときに、兵庫県の学校の生徒のみ「やー!」と言っていて、周りが「??」となっていたのが印象的でした。
伊丹市出身・内田
学生の頃、Twitter(現X)で話題になっていたことを覚えています。隣接した大阪、京都の人でも言わないということにびっくり。
神戸市出身・加藤
運動会の練習で「やー!」の声が小さいと何度もやり直しさせられました。それだけ「やー!」への熱量が高い?

2.春の風物詩としておなじみ「イカナゴのくぎ煮」

食文化豊かな兵庫で、県民の心をつかんで離さないのが季節を感じる特別なグルメ。イカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮「イカナゴのくぎ煮」に春の訪れを感じる兵庫在住者は多いのではないでしょうか。
実は、そんなイカナゴも2017年頃から漁獲量が減少しているそう。兵庫の郷土料理を守りたいですね。

宝塚市出身・梅崎
毎年イカナゴをキロ単位で買い甘辛く炊くのが、我が家の春の恒例行事。友人・親戚の家におすそわけしたり、逆におすそわけをもらったりしていました。
伊丹市出身・内田
春はイカナゴのくぎ煮を大量に作ることが一大イベントでした。甘辛くて、どんどんご飯がすすみます!
神戸市出身・加藤
昔はイカナゴ漁の解禁は地域の一大ニュース!各家庭が生のイカナゴをキロ単位で買って炊いていました。

3.県内に6つ方言がある

兵庫は五国が集まってできた成り立ちから、地域によって異なる方言が使われています。大きく分けて「但馬弁」「丹波弁」「播磨弁」「摂津弁」「淡路弁」「神戸弁」の6つ。ひとつの県の言葉と思えないほど多様です!

・但馬弁
豊岡や朝来など県北。比較的標準語っぽいアクセント。
・丹波弁
丹波地域。京ことばが混ざったやわらかな印象。「ちゃった弁」といわれる語尾も。
・播磨弁
姫路や赤穂など県西。ネタ的に「ガラが悪い」といわれがち!?
・摂津弁
阪神エリア。大阪弁と混ざり、上品でクセが少ないといわれる。
・淡路弁
淡路島。四国に近い島の南部にいくほど徳島の話し方に近づく。
・神戸弁
イントネーションは大阪と似ているが、「何しとぉ?」など語尾の「トー」が特徴的。

神戸市出身・加藤
神戸ではごみの分別を促す「ワケトン」というキャラクターが親しまれています。神戸弁でごみを「分けとん(分けているの)」にかけているのだとか。
宝塚市出身・梅崎
祖父母が丹波弁で、語尾に「~はる?」「~はった?」とつけると敬語になると思っており(「先生来はった?」など)、東京に引っ越したときに「方言なんだ!」と知り驚いたのを覚えています……!
伊丹市出身・内田
祖父母が播磨弁で、「えらいこっちゃ(大変だ)」「めげてもた(壊れてしまった)」などは使っていて、コテコテの方言やなぁと思っていました。

4.「トライやる・ウィーク」は共通の思い出

阪神・淡路大震災をきっかけに始まった「トライやる・ウィーク」という校外学習(職場体験)。兵庫の公立中学校に通っていた人は、中学2年生のときに1週間ほど社会人の体験をさせてもらったはず。体験期間の直前には「トライやる、どこ行くん?」というような会話が友達同士で行われます。

伊丹市出身・内田
保育園に行き、先生たちの体力と包容力に驚かされました。ケーキ屋さんやラジオ局に行っていた人もいたような気がします。
神戸市出身・加藤
水族館で魚の世話をしました。餌の用意から水槽の掃除まで、思った以上に体力勝負でへとへとになりました。
宝塚市出身・梅崎
お店で中学生が「トライやる・ウィーク」をしていると、学生時代を思い出して懐かしくなります。「トライやる・ウィーク中なん?がんばってね~」と声をかけるようにしています。

5.播磨では祭りのために仕事や学校が休みになる!?

1年が祭りを中心に回っているといっても過言ではないほど、並々ならぬ思いを祭りにかけているのが播磨地域(播州)。10月の秋祭りシーズンになると灘のけんか祭りをはじめとする祭りが各地で行われます。学校や仕事もお休みする人が多く、祭りの時期はとても盛り上がるそうです。

神戸市出身・瀬渡
以前働いていた神戸の会社は播磨地区から通勤されている方も多く、男性はお祭りの日に会社を休んで神輿を担ぎに行かれていて、お祭りへの熱量が高く驚きました!
伊丹市出身・内田
祖父母の家が播磨エリアなのですが、祭りに熱気がある印象でした。伊丹では田中星児さんの‟ビューティフル・サンデー”がお祭りの定番曲!

兵庫の魅力を再発見しよう!

多彩な地形や気候、風土がある兵庫県でも、多くの人が「あるある」と思うネタがありおもしろいですよね! 兵庫を旅する際は、『地球の歩き方 兵庫』もぜひチェックしてみてください。

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