J25 地球の歩き方 兵庫 2026~2027
2025.8.27
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読んだら兵庫のことが何倍も好きになる(!?)ガイドブック『地球の歩き方 兵庫』掲載の「兵庫あるある」から5つをピックアップ。兵庫にゆかりのある約630名の読者が選んだあるあるネタ、あなたは何個わかりますか? 兵庫出身の編集室メンバーも、地元の思い出を振り返ってみました。
学校でのあるあるといえばこれは外せません。運動会の練習などで、体操のスペースを取るために広がるときのかけ声。「やー!」と発声したあと、生徒は腕を脇に寄せてかけ足で広がります。「やー!」の声が小さいと、先生にやり直しをさせられる流れまでがセット!?
食文化豊かな兵庫で、県民の心をつかんで離さないのが季節を感じる特別なグルメ。イカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮「イカナゴのくぎ煮」に春の訪れを感じる兵庫在住者は多いのではないでしょうか。
実は、そんなイカナゴも2017年頃から漁獲量が減少しているそう。兵庫の郷土料理を守りたいですね。
兵庫は五国が集まってできた成り立ちから、地域によって異なる方言が使われています。大きく分けて「但馬弁」「丹波弁」「播磨弁」「摂津弁」「淡路弁」「神戸弁」の6つ。ひとつの県の言葉と思えないほど多様です!
・但馬弁
豊岡や朝来など県北。比較的標準語っぽいアクセント。
・丹波弁
丹波地域。京ことばが混ざったやわらかな印象。「ちゃった弁」といわれる語尾も。
・播磨弁
姫路や赤穂など県西。ネタ的に「ガラが悪い」といわれがち!?
・摂津弁
阪神エリア。大阪弁と混ざり、上品でクセが少ないといわれる。
・淡路弁
淡路島。四国に近い島の南部にいくほど徳島の話し方に近づく。
・神戸弁
イントネーションは大阪と似ているが、「何しとぉ?」など語尾の「トー」が特徴的。
阪神・淡路大震災をきっかけに始まった「トライやる・ウィーク」という校外学習(職場体験)。兵庫の公立中学校に通っていた人は、中学2年生のときに1週間ほど社会人の体験をさせてもらったはず。体験期間の直前には「トライやる、どこ行くん?」というような会話が友達同士で行われます。
1年が祭りを中心に回っているといっても過言ではないほど、並々ならぬ思いを祭りにかけているのが播磨地域(播州)。10月の秋祭りシーズンになると灘のけんか祭りをはじめとする祭りが各地で行われます。学校や仕事もお休みする人が多く、祭りの時期はとても盛り上がるそうです。
多彩な地形や気候、風土がある兵庫県でも、多くの人が「あるある」と思うネタがありおもしろいですよね! 兵庫を旅する際は、『地球の歩き方 兵庫』もぜひチェックしてみてください。