【東京】ドイツビールの祭典「オクトーバーフェストin東京スカイツリータウン®︎2025」が9月27日から開催
2025.9.25
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秋の横浜、赤レンガ倉庫といえば――。そう、毎年恒例の「横浜オクトーバーフェスト」です。今年も9月26日からスタートしたこのイベント、開催初日にさっそく足を運んできました。今年の横浜オクトーバーフェストはビール好きはもちろん、普段あまりお酒を飲まない人でも「来てよかった」と思える工夫が随所に散りばめられていました。この記事では、実際に体験した様子を交えながら、会場の雰囲気・注目のビール・フード・音楽演出・お得なキャンペーンまで、余すところなくレポートします。
横浜オクトーバーフェストは、2003年から赤レンガ倉庫で開催されている秋の風物詩。本場ドイツ・ミュンヘンの「オクトーバーフェスト」をモデルにしたビール祭りで、昨年は13万人以上が訪れました。会場にはドイツから取り寄せた大型テントや、醸造所ごとに分かれたビアガーデン席、ドイツ楽団による生演奏など、本場さながらの雰囲気が再現されています。なんと運営チームが現地ミュンヘンを視察してきたそうで、今年は細部にまで“本場感”がアップデートされていました。
初日の午後、赤レンガ倉庫のイベント広場に到着すると、もうすでにビールを片手に笑顔の人々でいっぱい。入場直後から心が躍ります。
まず狙ったのは、横浜ビールとコラボした限定オリジナル「横浜オクトーバーフェストビア〈ヘレス〉」。世界的食器ブランド「ノリタケ」とコラボした専用のビアマグに注がれる期待値大の一杯。口に含むと、ほんのりスパイシーさと柑橘のニュアンス、そして麦芽の優しい甘みが広がります。軽やかな飲み口で、ソーセージやポテトとの相性も抜群。まさに「ここでしか味わえない一杯」。これは本当に試す価値ありです。
会場には約100種類のビールが集結。中でも注目は“日本初上陸”や“会場限定”のもの。
・ヴァルシュタイナー スペシャルフェストビア(1日300杯限定)
澄んだ琥珀色が美しいビール。優しい苦味で何杯でもいけそう。
・カンバ オクトーバーフェストビール(1日100杯限定)
春に仕込み、秋まで熟成させた限定醸造。正統派でありながら飲み口が深い。
・ベルロ ベルリンロートビア(日本初上陸&会場限定)
赤レンガで飲む“赤いラガー”。ネーミングの親和性も高く、つい写真に撮りたくなる一杯。
数量限定のビールは「早い時間に行かないと売り切れ必至」です。狙っている方は昼からの参戦をおすすめします。
横浜オクトーバーフェストの魅力は、ビールだけではありません。
・ジューシーなソーセージ盛り合わせ
・トマトソース×カレー粉のカリーヴルスト(チーズがけ!)
・復刻登場「トリプルチーズがけステーキ」
・牡蠣のオードブル盛り合わせ
会場を歩くと肉の香ばしい匂いに引き寄せられます。
なかでも牡蠣のオードブルは意外性抜群で、ビールとのマリアージュに驚きました。
「ビールの祭典」と聞くと足が遠のいてしまうしがちなノンアル派にも朗報。横浜オクトーバーフェスト2025では、全店舗でノンアルコールドリンクやビール以外のドリンクが用意されています。完熟梨のサラトガクーラーや、生りんご入りアプフェルショーレなど、フルーティーで華やかな味わいのモクテルも多数登場。お酒を飲まなくても乾杯気分を味わえるのが魅力です。
以下のスケジュールでステージではドイツ楽団の生演奏が始まります。お馴染みの乾杯ソングが流れると、見ず知らずの隣の人とも自然に「プロースト!(乾杯)」の声。
●ドイツ楽団による生演奏スケジュール
平⽇:13:00 15:00 17:00 20:00
⼟⽇祝:12:00 14:30 16:30 19:30
さらに今年は夜限定のスペシャル照明演出が導入され、会場全体がまるでミュンヘンのテントのような高揚感に包まれます。これは昼だけでは味わえない特別体験。ぜひ夜まで滞在して体感してほしい瞬間です。
ドイツ楽団の演奏中に流れる乾杯の歌「アイン・プロージット(Ein Prosit)」ですが、歌詞を覚えて大声で歌いましょう!
アイン プロージット、アイン プロージット
訳:乾杯を!乾杯を!
デア ゲミュートリッヒカイト
訳:心地よいひとときに
アインス! ツヴァイ! ドライ!
訳:1!2!3!
ズッファ!
訳:飲み干せ!(乾杯!)
毎年混雑で「座る場所がない!」という声も多いこのイベント。今年は有料予約席が約2倍に拡大されました。後方エリアに設けられた席は会場全体を見渡せ、ホップの装飾で雰囲気も抜群。平日なら1テーブル1時間1,500円から利用できるので、グループで来るなら予約しておくと快適に楽しめます。
会場内では、ビールモチーフのTシャツや缶バッジなど限定グッズも多数。テーマパークのような高揚感を演出してくれます。
さらにお得なキャンペーンも盛りだくさん。
・横浜市民サンクスデー(10/1):横浜市在住者は入場無料
・ベイスターズデー(10/8):グッズ着用で入場無料&ラミレス氏登場のトークショー
・雨マークキャンペーン:平日かつ天気予報で雨マークがついている日は入場料が300円に
リピーターでも何度も足を運びたくなる仕掛けがいっぱいです。
改めて感じたのは、今年の横浜オクトーバーフェストは「ビール好きだけのためのイベント」ではないということ。ノンアル対応、予約席、夜の演出、地元コラボビール…細やかな工夫で幅広い層が楽しめるようになっていました。
赤レンガ倉庫で秋を満喫するなら、このイベントは外せません。横浜に住んでいる人も、そうでない人も、10月13日まで開催中なのでぜひ立ち寄ってください!プロ―スト!!!