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日本・栃木県の観光ガイド
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栃木県・日光市では、3月下旬~5月中旬にかけて桜前線がゆっくりと北上するので、町なかから自然豊かな奥日光まで、エリアごとに異なる表情の桜景色を長く楽しめるのが魅力。本記事では、開花時期順に巡るおすすめ桜スポット6選に加え、この時期にあわせて楽しみたいイベント情報も紹介します。
栃木県・日光市の桜の魅力は、広大な市域に生まれた1000mの標高差がもたらす開花期間の長さ。3月下旬の卒業旅行シーズンから5月中旬の行楽シーズンまで、約2ヵ月にわたり市内各所でさまざまな桜が咲き誇り、何度でも花見を楽しめるのが日光ならではの特長です。
日光だいや川公園では、日光連山を望む広大な園内に56種類もの桜が次々と開花。品種ごとに異なる花色や咲き方を楽しめるため、長期間にわたりお花見が満喫できます。園内には直売所やレストランも併設されており、ドライブ途中の立ち寄りスポットとしても便利です。
4月上旬~4月中旬には、園内にある「緑の相談所」にて、桜の開花にあわせたガイドウオークイベントが開催予定。同施設では年間を通じて多彩な自然体験イベントを企画しており、春の人気企画のひとつとなっています。園内の植物に精通したスタッフとともに散策することで、品種ごとの違いや見どころを学びながら観賞できるのが魅力。花を見るだけでなく、知ることで、より深くさまざまな桜を楽しむことができます。
如来寺に咲く化け桜は、今市エリアで最も早く開花するといわれる、樹齢200年を超す名木。見る角度や時間帯によって印象が変わることからその名で親しまれています。境内にはこの化け桜をはじめ、計9本の桜の古木が咲き誇ります。また、栃木県在住の動植物画家が手がけるアート御朱印は、桜が描かれたデザインが10種類以上もあり人気を集めています。道の駅日光からも徒歩圏内にあり、お土産探しとともに桜を楽しめるスポットです。
藤原町護国神社と鬼怒川温泉神社は、温泉街を見下ろす丸山の麓に鎮座する、鬼怒川エリア随一の桜スポット。境内や周辺にはソメイヨシノが咲き、春には華やかな景色が広がります。
2026年4月3日(金)~4月12日(日)には、ライトアップイベント「鬼怒川万華郷」も開催され、薄紅の花々が艶やかに照らし出されます。和傘や提灯など和の趣あふれる装飾が境内を彩り、和楽器の演奏会も実施。幻想的な雰囲気のなかで、昼間の参拝とはひと味違う夜桜を堪能できます。日中の散策はもちろん、温泉街に宿泊してゆったりと春の一夜を楽しむのも、この時期ならではの贅沢な過ごし方です。
田母沢御用邸記念公園は、江戸から大正にかけての建築様式が融合した優美な建築が目を引く歴史的建造物。かつて天皇・皇太子が利用した本邸に寄り添うように咲くしだれ桜は、推定樹齢300~350年といわれています。気品あるたたずまいの建築と、しとやかに枝を垂らす桜が織りなす景色は格別。邸内の障子戸や丸窓を額縁に見立てて眺める花景色など、ここならではの趣深い春のひとときを楽しめます。
日光山輪王寺にたたずむ金剛桜は、推定樹齢500年を誇る国指定天然記念物。かつて移植の際に枯死が心配されたものの、「門跡が毎日この桜に経を唱えたところ、再び活力を取り戻した」という伝承が残る名木で、現在も多くの参拝者を魅了しています。ヤマザクラの突然変異種とされ、輪王寺三仏堂の赤と、清らかな白い花を咲かせる姿は圧巻です。
中禅寺湖(周囲約25km)の湖畔に咲くオオヤマザクラは、日光エリアの中でも特に開花が遅く、5月中旬まで見頃が続きます。晩春のやわらかな花曇りのなか、連なる日光連山と広がる湖面を背景に眺める桜は格別。華やかさとはひと味違う、落ち着きと奥行きを感じさせるシックな春景色を楽しむことができます。
鬼怒川温泉の桜スポット「さくら並木通り」の開花にあわせて開催される、春を祝う祭典。通りでは、春色あふれる浴衣や法被に身を包んだ人々による華やかなパレードが行われ、鬼怒川温泉駅前広場では地元の物産品やグルメを楽しめるブースが並びます。温泉街が一体となって来訪者を迎え、町全体が活気に包まれるイベントです。
鬼怒川温泉・川治温泉・三依の3エリアでは、桜の季節にあわせて飲食店やホテルが連携。各参加店が趣向を凝らした春限定の料理やスイーツ、ドリンクを提供します。スプリングフェスティバルや夜桜ライトアップとあわせて、エリアを周遊しながら花巡りとともに春の味覚巡りも楽しめるのが魅力。桜と温泉、そして旬のグルメを満喫する、春ならではの旅を楽しみましょう。
3月下旬~5月中旬頃まで春を満喫できる日光エリア。歴史ある寺社、公園、湖畔、温泉街と、多彩なロケーションで異なる桜景色を楽しめます。この機会に、日光ならではの桜の旅を体験してみてはいかがでしょうか。