【2025年版】ビザなしで行ける国・地域、ビザが必要な国・地域
2025年5月22日
キーワードで検索
ブルネイの歩き方
ブルネイはボルネオ島の北西部に位置する小さな国。石油などの豊かな化石燃料が経済を支えている。東南アジアのほかの国々と比べると知名度は低いかもしれないが、「永遠に平和な国」という国名の通り、心穏やかに過ごせる場所だ。国土の7割が熱帯雨林に覆われており、手つかずの美しい自然が広がっている。また、首都バンダル・スリ・ブガワンにはモスクや王宮があり、異国情緒を感じられるだろう。ブルネイは、伝統を守りながらも近代的なインフラが整備されているため、快適に観光を楽しむことができる。
ブルネイを訪れたら、モスクは必見。スルタン・オマール・アリ・サイフディン・モスクは、純白の大理石が用いらた外観が美しい。日時によっては観光客でも内部を見学できるので、神聖な空間の雰囲気を味わってみよう。また、周囲のラグーンにモスクが映る様子は美しく、カメラに収めたくなる。
手つかずの熱帯雨林が広がっているのもブルネイの魅力のひとつ。ウル・トゥンブロン国立公園では、豊かな生態系を間近に感じることができる。キャノピー・ウォークと呼ばれる高所に設けられた橋を渡れば、上空から森を見下ろすことができ、その雄大さに圧倒されるだろう。
ブルネイ川沿いに広がるカンポン・アイールは、世界最大級の水上集落として知られている。ここでは約3万人が水上で生活している。地元の学校やモスク、警察署までが水上に建てられており、コミュニティ全体が水の上で成り立っている姿に驚かされるだろう。伝統的な工芸品を販売するマーケットもあり、訪問者はその地元文化を肌で感じることができる。