【2026年版】マレーシア入国に必須!デジタルアライバルカード(MDAC)の登録方法

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月15日
公開日
2025年10月3日
©iStock

2024年1月1日より、マレーシアに入国する外国人旅行者は「マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC:Malaysia Digital Arrival Card)」と呼ばれるデジタル入国カードの申請登録が義務づけられています。この記事では、マレーシア旅行に欠かせないマレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)の概要や申請方法について解説します。マレーシア旅行を検討している人は記事を参考に申請し、スムーズな旅行を楽しみましょう。

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マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)とは

マレーシア・デジタル・アライバル・カード(MDAC)は、従来の紙の入国カードに代わる電子入国カードのこと。2024年1月1日より、マレーシアに入国する外国人旅行者は、陸路、海路、空路を問わず、MDACの登録が義務づけられました。

MDACは、公式ページよりオンラインで申請できます。申請はマレーシア到着日を含む3日前から可能で、登録料はかかりません。申請が受理され登録が完了すると登録内容が記載されたメールが届くので、入国の際はメールの画面、もしくは申請ページからダウンロードしたPDFを提示します。

MDACの申請について、マレーシアの永住権保有者や長期滞在ビザ保有者、シンガポール国民などの一部対象者は、登録が免除される場合があります。詳しくは、公式ページよりご確認ください

MDAC申請の概要

1.申請方法

MDAC公式ページより、マレーシア到着日の3日前から申請可能。なお、費用を徴収したり、個人情報を抜き取ったりする偽サイトが出回っているため、必ず公式ページから申請するようにしてください。

2.費用

無料。

3.申請から登録完了までにかかる期間

パスポートやホテルなど必要な情報が揃っていれば、申請は10分ほどで完了し、登録完了メールも即時送付されます。

4.MDAC申請に必要なもの

・パスポート情報
・航空券情報(出入国予定日、便名など)
・ホテル情報(現地滞在先の名前と住所の英語表記)
・メールアドレス(登録完了メールの受け取りに使用)

MDACの申請方法

ここからは、MDACの申請方法について解説します。パソコンまたはスマートフォンで申請可能ですが、今回はパソコンでの申請の流れを紹介します。

なお、公式ページは英語表記かつ申請は英語で入力する必要があるため、以下の画像を参考にしながら行ってみてください。

1.MDACの公式ページにアクセス

MDAC公式ページにアクセスし、下部の「Register(登録)」をクリックします。

 

2.個人情報・旅行情報を入力

個人情報を入力していきます。すべての項目が入力必須で、入力は英語で行う必要があります。

  • Name(氏名):パスポートに記載のとおり、姓 名の順で入力
  • Passport No.(パスポート番号):パスポートに記載の番号を入力
  • Nationality / Citizenship(国籍):プルダウンから「JPN-JAPAN」を選択
  • Date of Birth(生年月日):カレンダーから選択
  • Sex(性別):MALE(男性)、FEMALE(女性)から選択
  • Date of Passport Expiry(パスポート有効期限):カレンダーから選択
  • Email Address(メールアドレス):有効なメールアドレスを入力
  • Confirm Email Address(メールアドレスの確認):確認のため再度メールアドレスを入力
  • Country / Region Code(国/地域コード):プルダウンから「(81)JAPAN」を選択
  • Mobile No.(携帯電話番号):最初の0を抜いた電話番号を記入

続いて、出入国日や便名、ホテル名といった旅行情報を英語で入力していきます。なお、ホテルの公式ページなどに記載されているマレーシアの住所は、日本とは逆の順序(番地が先)で記載されているので、入力の際は注意してください。

  • Date of Arrival(マレーシア入国日):カレンダーから選択
  • Date of Departure(マレーシア出国日):カレンダーから選択
  • Mode of Travel(入国手段):AIR(空路)、LAND(陸路)、SEA(海路)から選択
  • Last Port of Embarkation before Malaysia(出発地):プルダウンから選択。日本から直行便の場合はJAPAN、乗り継ぎ便の場合は乗り継ぎした国を選択
  • Flight / Vessel / Transportation No.(マレーシア到着便名):CH1234などの便名を入力
  • Accommodation of Stay(宿泊先):HOTEL/MOTEL/REST HOUSE(ホテル/モーテル/レストハウス)、RESIDENCE OF FRIENDS/RELATIVES(友人宅/親戚宅)、OTHERS(その他)から選択
  • Address (In Malaysia)(マレーシアでの住所):ホテルに宿泊する場合、ホテル名とホテルの住所を入力
  • State(滞在先の州):WP KUALA LUMPUR(クアラルンプール)、PULAU PINANG(ペナン島)など、プルダウンから選択
  • City(滞在先の町):滞在先の州を入力すると選択可能
  • Postcode(滞在先の郵便番号):5桁の郵便番号を入力

すべて入力が完了したら、ページ下部の「Submit(送信)」をクリックします。

3.提出が完了

送信が完了すると画面が切り替わり、「SUCCESSFULLY REGISTERED(登録が完了しました)」と表示されます。同行者がいる場合は、この画面から続けて同行者の情報を申請することもできます。

申請したメールアドレス宛てに mdac@imi.gov.myから登録完了メールが届けば、登録は完了です。

 

4.メールに記載のPIN番号から申請内容を確認

申請後に届いた登録完了メールには、英数字から成るPIN番号が記載されています。

MDAC公式ページに再度アクセスし、トップ画面の「CHECK REGISTRATION(登録を確認する)」をクリックします。パスポート番号、国籍、PIN番号を入力して進むと、申請した内容が表示されます。

右下にあるPDFマークをクリックすると、登録内容の控えがダウンロードされます。

マレーシア入国時は、入国審査にてPDFを印刷した書類もしくはPDFのスクリーンショット画面を見せるか、登録完了メールを提示します。

MDACのよくある質問

Q
MDACはいつから申請できる?
A
マレーシア入国日を含む3日前から登録可能。
Q
マレーシアの空港に到着してからでも申請できる?
A
入国審査を受ける前であれば申請可能ですが、念のため時間に余裕をもって申請しておくのがおすすめです。
Q
観光目的で日帰りでマレーシアを訪れる場合も申請が必要?
A
目的や滞在日数に関係なく、マレーシアに入国する外国籍旅行者はMDACの申請が必要です。
Q
申請にはどれくらい時間がかかる?
A
必要な情報が揃っていれば申請自体は10分ほどで完了し、登録完了メールも即時送付されます。
Q
申請内容に間違いがあった場合はどうすればいい?
A
申請後の内容の修正はできないため、「Register」ボタンから新たに登録が必要です。

まとめ

MDACは、日本を含む外国人旅行者がマレーシアに入国する際に必須となる電子入国カードです。申請は簡単なので、マレーシア旅行が決まったら忘れずに登録を済ませましょう。ただし、申請方法などは変更される可能性もあるので、詳細や最新情報は大使館の公式ページなどで確認するようにしてください。

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