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執筆者:朝比奈 千鶴
教育と平和構築分野の専門家として2017年にアイ・シー・ネット入社。2021年からは学研教室を海外展開する事業に従事。トルコに住むシリア難民支援の案件や、ルーマニアに住むウクライナ難民の子どもたちが学研教室の教材を使って学習するための支援に携わった。アフリカの多様な魅力とチョコレートをこよなく愛し、将来はアフリカにチョコレート工場、最終的にはチョコレートの町をつくる野望を持つ。
筆者の所属するグローバル学研教室チームは、マレーシアにも学研教室を展開しているため、何度か現地を訪れています。今回は、チョコレート好きの筆者がクアラルンプールを訪れた際によく行く3軒のおしゃれなチョコレートカフェを紹介します。お店によっては複数店舗を展開していて、マレーシアではかなり有名なチョコレートカフェです。常夏のマレーシアで甘いチョコレートを堪能しましょう!
マレーシアではマレー系、中国系、インド系などの複数の民族が共存しており、言語・宗教・文化も多種多様で、お互いを尊重し合う社会が成り立っています。町を歩いているだけでも、イスラム教のモスク、仏教やヒンドゥー教の寺院、キリスト教の教会がお互い至近距離にあったり、さまざまな国のグルメも楽しめます。民族衣装を身にまとっている人もいればラフな格好で歩いている人も居て、訪れるたびに五感で刺激を感じられる国です。
首都のクアラルンプールは高層ビルが立ち並び、都市部独特の忙しさを感じますが、そんな時に立ち寄りたいのがホッと一息つけるチョコレートカフェです。
クアラルンプール随一の観光名所であるペトロナスツインタワーの麓にはスリアKLCC(Suria KLCC)という巨大なショッピングモールがあります。中庭では噴水ショーや噴水のライトアップが行われるなど買い物客以外も楽しめる施設です。
そんなスリアKLCCの3階にあるのが、今回おすすめするひとつ目のチョコレートカフェ「サロン・ドゥ・ショコラ」です。この店舗はアイランドキッチンのように独立していて、外壁もないため、お店の周り360度から店内が見えます。店内にはミルク・ダーク・ホワイトの3つのチョコレートファウンテンがあり、通行人の視覚に訴えかけます。美しいチョコレートの滝と甘い香りで、筆者のようなチョコレート好きは思わず入店してしまいます。うまい仕掛けですね。
メニューに載っているワッフルやクレープ、パンケーキにかけるチョコレートはチョコレートファウンテンので流れている3種類のなかから選ぶことができます。複数の種類のチョコレートを試したい場合はそれも可能です。筆者が最近訪れた際には、イチゴやキウイなどのフルーツとチーズクリームがのったパンケーキ5枚重ねにミルクチョコレートソースを注文しました。
5枚重ね!? と思われたかもしれませんが、1枚1枚はそこまで大きいサイズではないので、ぺろりと食べられてしまいます。
■サロン・ドゥ・ショコラ(スリアKLCC店)
住所:Lot OS 303 level 3 Kuala Lumpur City Centre, 50088 Kuala Lumpur
営業時間:10:00~22:00
URL:https://salonduchocolat.com.my/
クアラルンプールで日本の渋谷的立場のエリア、ブキッビンタン。多くの人々が行き交うブキッビンタン駅から徒歩30秒、階段横にあるガラス張りの建物が「モルトン」です。
内装も大変おしゃれで、天井から吊り下げられた豪華なシャンデリアが店内にある3つのチョコレートファウンテンを美しく輝かせています。
窓が大きく全面ガラス張りのうえ、店は人通りの多い道に面しているため、窓側の席に座り注文した商品できあがるのを待っている間も窓越しに人間観察や、ブキッビンタンを闊歩する人々の様子を眺めることができます。たまに大きな口を開けてチョコレートを満面の笑みで頬張っているガラスに反射した自分と目が合う時があるのもご愛敬です。
筆者のおすすめは串刺しのダイスカットパイナップルにミルク・ダーク・ホワイトから好みのチョコレートを選んでかけてもらうメニューです。ほかにもイチゴやバナナなどがあり、1本の串に対して好きなフルーツを2種類まで選ぶことができます。パイナップルは意外と大きめにカットされているので、1本でもけっこうな食べ応えです。
■モルトン(Lot 10店)
住所:Lot No. LTC/T3(A), Bintang Terrace, Lot10 Shopping Centre, 50, Bukit Bintang St, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur
営業時間:12:00~24:00
URL:https://www.moltenchocolatecafe.com/index.php
スリアKLCCと同じくらい有名なショッピングモールのパビリオン(Pavillion)にあるのがディップアンディップです。サロン・ドゥ・ショコラやモルトン同様、ワッフルやパンケーキ、クレープ、フルーツの串刺し、チョコレートドリンクなどページをめくりながら今日はどれにしようかと迷います。
そのなかでも、この店一押しのメニューが「ブロッキーズ」というオリジナルのメニューです。ブラウニーとクッキーを組み合わせ、スキレットで焼いた上にアイスクリームを乗せ、さらにチョコレートソースをかけるという、チョコレート好きにとっては夢のようなひと品! このベースにさらにM&Msやヌテラなどを追加トッピングすることもでき、まさにチョコレートに溺れるような感覚です。このメニューはなかなかボリュームがあるので、小腹をすかせて行っていただくとさらに楽しめます。
■ディップアンディップ(パビリオン店)
住所:
営業時間:10:00~24:00
URL:https://dipndip.com/
いかがでしたか? マレーシアのチョコレートカフェは日本と比べて全体的にお手頃価格で楽しむことができます。ぜひ皆さんもクアラルンプールにお越しの際はおしゃれなチョコレートカフェを訪れてみてください。
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