ガイドブック全シリーズの更新・訂正情報
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★中国外交部は、2024年11月30日から2025年12月31日まで日本の一般旅券(パスポート)所持者に対し、30日間の査証免除を試行的に実施すると発表しました。これにより、ビジネス、観光旅行、親族や友人訪問、交流訪問、トランジットの場合はビザなしでの入国が可能となりました。従来ビザ取得時に必須とされていた出国のための予約済みチケットや滞在中すべての宿泊予約確認も不要です。ただし、就労や留学など対象外の渡航や30日を超える滞在には従来通りビザが必要となります。
巻頭折込ページ裏:北京軌道交通(地下鉄)の3号線(东四十条—东坝北)と12号線(四季青桥—东坝北)および昌平線の南端部(西土城—蓟门桥)が2024年12月15日に開業しました。
また、同日に昌平線の「朱房北」駅(清河~清河小营桥の間)が開業しました。
P012、P313:中国のビザ申請がオンライン化(2025.6.30~)
中国駐日本国大使館、領事館の発表によると、中国のビザ申請が2025年6月30日からオンライン化される。同時に従来のビザ申請書類作成システムは使えなくなる。従来はビザ申請書類作成システムに必要事項を入力し、PDF化してプリントアウトした書類を中国ビザ申請サービスセンターまたは各領事館に申請者が持参して申請していたが、今後の申請はオンラインででき、審査の進行状況や追加の必要書類の有無などがオンライン上で分かるようになる。ただし、ビザの受領や指紋採取には申請者本人が中国ビザ申請サービスセンターや領事館に出向く必要がある。
なお、2025年12月31日までに観光や商用等で30日以内の中国訪問をする場合はビザ取得が免除されている(措置の延長は中国の判断による)。
中華人民共和国駐日本国大使館領事部の告知(日本語)
https://jp.china-embassy.gov.cn/jpn/lszc/hzqzyw/202506/t20250624_11657576.htm
P.030:北京軌道交通(地下鉄等)でJCBとアメリカン・エクスプレスカードのタッチ決済が可能に(2025.6.15~)
北京軌道交通(地下鉄や空港アクセス線等)では、従来からのビザ、マスター、銀聯の各カードに加えて、2025年6月15日からJCBとアメリカン・エクスプレスカードのタッチ決済に対応しました。上記5社のタッチ決済可能な国際カードなら、改札口のセンサーにタッチするだけで乗車できます。なお、一部のカードは安全面から海外での決済に対応していない、または独自に制限をかけているケースがあるので、自身のカードが海外で使用できるかどうか事前にカード会社に確認しておくことをおすすめします。
P.182、184 :八達嶺長城行き877路直達バスの乗り場変更(2025.4~)
八達嶺長城行き877路直達バス(ノンストップ便)は、従来軌道交通2、9号線「積水潭/积水潭」駅近くの徳勝門バス乗り場から発着していましたが、軌道交通8、10号線「北土城」B出入口そばの専用バス停からの発着に変更されました。
所要60分、運賃は片道12元です。なお、途中停車する919路バス(八達嶺経由延慶方面行き)は従来通り徳勝門バス乗り場発着で変更ありません。
P.271:誤字の訂正
インフォメーション「有料のオプションサービスに注意」のなかで、右段下から3行目の中国語部分文末が「码」となっておりますが、正しくは「吗」です。お詫びして訂正申し上げます。
P.276:「NUO ホテル北京」とありますが、正しくは「北京ホテル ヌオ」となります。
なお、当該ホテルの英語名称は「BeijingHotel NUO」です。お詫びして訂正いたします。
P325、341:中国国内線で3Cマーク無しのモバイルバッテリーは持ち込み禁止に(2025.6.28~)
中国民用航空局(CAAC)は、2025年6月28日から中国国内航空路線で「3Cマーク」無しのモバイルバッテリーの機内持ち込みを禁止すると発表した。「3Cマーク」は「中国強制製品認証制度(China
Compulsory
Certification)」に合格した製品に貼られるもので、楕円の中にCCCの文字が記載されている。中国国内で流通している製品にはこのマークがあるが、日本など海外で購入した製品には付いていないケースが多く、知らずに持ち込もうとすると保安検査で没収されてしまう可能性がある。現在のところこの規制は国際線には適用されない模様だが、乗り継ぎ経由便の場合は入国以降または出国までのフライトが国内線扱いとなるので、乗り継ぎや出発空港の保安検査でトラブルとなる可能性がある。中国で国内線を利用する場合は、日本からモバイルバッテリーを持参せず、中国で購入するのがよいだろう。なお、モバイルバッテリーは、従来通り預け荷物に入れることはできない。