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競走馬の産地と知られる北海道日高エリアの新冠町にある「太陽の森ディマシオ美術館」。自然に囲まれた空気がおいしい太陽地区にある美術館のレストランで、日高産の希少な「こぶ黒牛」メニューを初体験!ドライブでのパスタランチにもおすすめのミュージアム・レストラン「アトランティス」をご紹介します。
目次
新千歳空港から車で約1時間15分、札幌市内からは車で約1時間50分の場所にある新冠町は、競走馬を育てる牧場が点在し、自然あふれる町です。
おおらかな風景の中、のんびりとした気分で、お気に入りの景色をみつけるドライブも、このエリアでの醍醐味。
そして新冠町の観光スポットのひとつ、森に囲まれた太陽地区にある「太陽の森ディマシオ美術館」は、音と光の演出とともにジェラール・ディマシオの世界最大級の油彩画、アールヌーヴォー、アールデコを代表するルネ・ラリックのガラス工芸品などを展示する美術館です。
(太陽の森ディマシオ美術館の記事はコチラ。)
その美術館1階にあり、日高エリアのローカルグルメを楽しめるレストランが「アトランティス」です。
レストラン「アトランティス」は、「太陽の森ディマシオ美術館」のエントランスを入ってすぐ、左手にあります。
店内は、テーブル席とカウンター席があり、大きなテーブルでは大人数のグループや家族連れで利用が可能。
ひとりやふたりで、ふらりとドライブ中に立ち寄る場合は、カウンター席が最適です。
特にカウンター席は、美しいステンドグラスから差し込む光の中、レトロな雰囲気が楽しめます。
さっそく、パスタメニューをご紹介します。
全8種類のパスタは、いずれもサラダ・スープ付きのセットメニュー。
写真↑は、「鮭のちゃんちゃん焼きパスタ」です。
北海道の郷土料理”ちゃんちゃん焼き”を和風パスタにアレンジ。
ちゃんちゃん焼きを食べ慣れている道産子がいただいてもおいしい!
というより、北海道民に馴染み深い"ちゃんちゃん焼き"が、このように上品なパスタに変身するのかと、道産子ほどこのプロの腕前に驚くかもしれません。
ちゃんちゃん焼きの隠し味がしっかりと利いていて、一般的な和風パスタよりコクが深め。
ボリューム感ある鮭もおいしく、おすすめです。
そしてこちらもローカルグルメ。
地元、日高エリアで日高特産の昆布をエサに育った黒毛和牛「こぶ黒牛」の贅沢ミートパスタです。
生産量が少なく、北海道民でもそうそういただけない「こぶ黒牛」と聞いて、期待感いっぱい。
たっぷりのミートソースは、エサの昆布の影響からか、こぶ黒牛の旨味と甘みが口の中でギュッと染み出し、思った以上にやさしい味に仕上がったパスタです。
ソースは赤ワイン仕込みの本格派。
日高エリアならではのローカルグルメを堪能したい方に特におすすめです。
すべてのパスタには具がたっぷりのスープと、ドレッシングもおいしいサラダが付いていて、こちらも美味でした。
デザートには、スイーツ(2種類)もあります。
こちら(↑)は、しっとりとして濃厚な「ガトーショコラ」(600円)。
もう一品は、香りも華やかな「紅茶のシフォンケーキ」(500円)。
特にカウンター席で楽しむスイーツタイムは、異国情緒もいっぱいで特別感を味わえます。
このほかドリンクメニューは、コーヒー(600円)や、新冠町・石山牧場の「ホロシリ牛乳」、クランベリージュースなどのソフトドリンク(300円)があります。
ちなみにドリンクバーを利用したコーヒー・紅茶・煎茶は無料です。
レストラン「アトランティス」は、「太陽の森ディマシオ美術館」の中にありますが、美術館を鑑賞しないときにも利用できるので、美術館鑑賞の合間のコーヒーブレイクはもちろん、豊かな自然や牧場風景、遮るものがない大空を楽しめる"新冠ドライブ"の途中に立ち寄ってランチをするにもおすすめです。