• Facebook でシェア
  • X でシェア
  • LINE でシェア

【イギリス】ロンドン・コヴェントガーデンおすすめ観光スポット3つ!

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2025年4月17日
公開日
2025年4月22日

ロンドンのコヴェントガーデンは、ウエストエンド地域にある観光名所。古くは17世紀に小さな青果市場が開かれて以来、徐々にロンドン有数のマーケットへと発展しました。

映画ファンならば、往年の名作「マイ・フェア・レディ」でオードリー・ヘップバーン演ずる主人公イライザが、花売り娘として道行く人々に声をかけていた場所としても有名ですよね!

青果市場そのものは都市の発達にともない手狭になったため1970年代に移転。現在では屋内マーケット建物や広場を中心にショップ、劇場、飲食店が並び、大道芸人たちも活躍し、連日おおいに賑わっています。

見るものが多すぎて選ぶのに困ったら、とりあえずココ!という3つのスポットをご案内しましょう。

AD

市場だった往時をしのぶ「アップル・マーケット」

  • 屋内施設内のアップルマーケット
  • 味わい深いアンティーク品の数々
  • ショップや飲食店も色々

まず最初にコヴェントガーデンの心臓部、屋内マーケット建物の中へ!今はもう青果市場ではないものの、往時の雰囲気を感じる「アップル・マーケット」は必見です。

ここでアンティーク屋さんが集合するのは月曜日。他の曜日はハンドメイドのアクセサリーや絵画に工芸品などのアート&クラフトグッズが、バラエティ豊かに並びます。

またマーケットだけでなく沢山のショップや飲食店が同建物の中にあり、その周囲では大道芸人たちが妙技を競い合い、連日たくさんの人々で賑わいます。

なおロンドン繁華街全般に言えることですが、人混みに紛れてスリも暗躍。お財布やスマホの盗難にはくれぐれも注意してくださいね!

観劇しなくても入れる「ロイヤルオペラハウス」

  • 現在の正式名「ロイヤルバレエ&オペラハウス」
  • 5階バーからの眺めが美しい
  • ショップで素敵なお土産さがし

マーケットを堪能したら、広場をはさんだ一角にあるロイヤルオペラハウスにも入ってみましょう。ちなみに王立歌劇団と王立バレエ団の本拠地なので、現在の正式名称は「ロイヤルバレエ&オペラハウス」となっています。

オペラやパレエを観るために来れれば言う事ありませんが、旅行日程などで都合がつかない場合も多いでしょう。でも館内のカフェやレストラン、ショップに入れるし、ここで使われた衣装や小物を中心に興味深い展示品コーナーも常設しています。かつてこの舞台で名を馳せた名プリマ&プリンシパル、マーゴット・フォンテインとルドルフ・ヌレエフが着た衣装などを見るだけでも価値あり。

また5階にあるバーエリアから階下を見下ろすと、幕間のドリンクを嗜む人々の様子が想像できる光景を眺められます。

英語ガイド付き劇場内見学ツアーもやっているので、ご興味のある方は下記リンクをご参照ください。

ユニークなお土産が見つかる「ロンドン交通博物館ショップ」

  • ロンドン交通博物館
  • ロンドン地下鉄ロゴやマップの商品がいっぱい

ロンドンの地下鉄は、1863年に世界で初めて乗客を運んだ地下鉄という歴史を誇ります。またオムニバスと呼ばれた乗合馬車、そこから自動車バージョンに発展したバスも含め、乗り物ファン垂涎の充実度を誇るロンドン交通博物館もコヴェントガーデンの一角。

博物館の方は有料ですがショップとカフェには誰でも入れるので、ロンドンらしいお土産探しをするのも良いでしょう。

また地下鉄マップもロンドン交通局ご自慢のひとつ。というのも1931年に、それまで地図をベースにした路線図が使われ視覚的に複雑難解だったため、当時の技師ハリー・ベックが電気回路図にヒントを得て簡略化したものをデザイン。のちに世界中で、その発想に追随した路線図が作られたからです。

ショップ内の売れ筋商品に地下鉄マップをアレンジしたものが多いのも、これで納得できますよね。

他にはロンドン交通局のロゴや、各路線によって違う座席シートの柄をあしらった商品など、楽しいアイテムが揃っていますよ!

トップへ戻る

TOP