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イギリスのWilliam Reedが「Asia’s 50 Best Bars」の2025年版を発表しました。上環(Sheung Wan)にある「Bar Leone」が2年連続で頂点に立ちました。これにより5年連続で香港のバーが1位に輝いたことになります。ちなみに日本のトップは東京にある「ベンフィディック」の9位でした。
William Reedは公平性を担保するため、バーテンダー、ジャーナリストなど300人強が投票して決める(毎年25%は投票者を入れ替え)のですが、18カ月以内に訪れたバーを対象で、7店のバー抽出。うち5店は居住地から選ぶなどのルールがあります。
2年連続アジアのトップになった 「Bar Leone」は、フォーシーズンズホテル香港のバー「Argo」などで働いていたバーテンダーのLorenzo Antinoriが2023年6月に開業させたバーです。イタリア人ということでバールをイメージした内装で、堅苦しくないカジュアルな雰囲気の入りやすいバーです。
11位にランクインしたのが、前述の「Argo」です。さすがフォーシーズンズにはいっているだけあって格調高く、夜はビクトリアハーバーの夜景を見ながらカクテルを楽しめます。
17位にはメキシコがテーマ…つまりテキーラなどメキシコの蒸留酒が200種類以上もそろっている「Coa」、27位は荷李活道(Hollywood Road)にありリサイクルなど持続可能なバーの在り方を目指す「Penicillin」がランクインしました。
また、32位はCOAの姉妹店で、多彩なオリジナルカクテルが楽しめる中環(Central)にある「The Savory Project」で、33位には「Gokan」が初めて50位内に入りました。同店は日本でバーなどを運営するSG Groupが香港に作ったバーで、創業者の後閑信吾氏と「五感」をかけています。
香港のナイトライフには欠かせないバーですが、2024年は9店が50位にランクインしましたが、2025年は5店でした。それでも、香港のバーのレベルの高さが証明されていると思います。