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2016年に米国のバリー・フレシェット監督が作ったドキュメンタリー映画『Paper Lanterns』(灯籠流し)の上映が、今週末にMountain Viewで予定されています。映画の上映時間は約60分とのこと。
『Paper Lanterns』は、国連から「和解と友情を模索する被爆者の力強い物語」と紹介され、ニューヨーク本部でも何回も上映され、ジュネーブ支部やWTOでも上映されています。
映画の主人公であり、ご本人も広島被爆者でありながら長年原爆被害にあった米兵研究をされてきた森重昭氏の映画へのメッセージが、Youtubeで公開されています。
森氏は、米兵遺族の言葉を交えながら、「このドキュメンタリーが視聴者に戦争の悲劇を認識させ、平和の大切さを認識した上で行動を起こすきっかけとなることを願っている。戦争は破壊と憎しみをもたらし、平和は繁栄と幸福をもたらします。この映画は、原爆犠牲者の記憶を悼み、平和を希求するために制作されました」と語りました。
8月9日の当日は、映画上映に加えて、
・ジョン・ルース元駐日米国大使、鈴木長崎市長、松井広島市長、そして森氏からのビデオメッセージの上映
・ゲストスピーカー(プロデューサーの斎藤信子クリアリー氏他)によるトークセッション
・盆踊り(岩永玲子氏先導)
も実施されるそうです。
お時間に都合のつく方は、ぜひお出かけください。終戦記念日を迎えるこの8月に、そして80年前に長崎に原爆が落とされたこの日に、平和の尊さを再認識し、世界平和に意識を強められる一日になるのでは、と思います。
こちらのイベントには、事前のお申し込みが必要です。
最初に、下記のリンク先から、申し込みサイトにアクセスしてください。
その後に出てくる画面は特に対応せず、ブラウザーを閉じてしまって構いません。
入力したメールアドレスに、申し込んだチケットの案内メールが届いているはずです。
日時:2025年8月9日 15時〜18時
会場:Community School of Music and Arts
230 San Antonio Circle Mountain View, CA 94040
ウェブサイト:https://arts4all.org/concerts/paper-lanterns-80-years-after-hiroshima/