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みなさま、サワディーカー。タイは、一年通して暑い日が多く、冷たいドリンクやスイーツが人気です。その中でも、日本人にとっても食べやすく、暑いからこそおいしい!タイの定番グルメ・スイーツの「チャオクワイ(仙草ゼリー、タイ語:เฉาก๊วย)」を紹介します。
初めて「チャオクワイ(เฉาก๊วย)」を食べたのは10年以上前のことで、当時通っていたカービング教室の先生(タイ人)が、近くの屋台へ案内してくれて、おいしいよと言って買ってくれたのが「チャオクワイ」でした。プラスチック容器に黒いゼリー状のものがたくさん入っていて、20バーツ程だったと思います。当時、タイのドリンクやスイーツは、激甘のイメージがあり、なおかつ、正体不明の真っ黒の物体を見て、正直恐怖でしたが、口にすると、意外にも、食べやすい味わいで驚いた食べ物のひとつです。
日本語では、「仙草ゼリー」と紹介されることが多く、仙草ゼリーの原料の仙草は中国原産の植物で、中国や台湾等でも、低カロリーで体に良いデザートとして食べられているようです。
たくさんあるタイのデザートの中で、私の中でもベスト3に入るスイーツですが、チャオクワイはココナッツ風味がない分、万人受けするタイスイーツだろうと思います。
見た目は、コーヒーゼリーに似ており、ほんの少しもっちりしたゼリーですが、硬いと感じるものではなく、さっぱりいただけます。タイでは、チャオクワイ自体には甘さがほぼないので、甘いシロップと氷と一緒に提供され、上には、黒砂糖がかけられていることが多いです。または、牛乳や紅茶等に入れてドリンクとして販売されていることもあります。
フードコートやタイ料理レストラン、タイスイーツ専門店等でも食べられます。タイの伝統的なスイーツであるからか、西欧等のスイーツに比べると、比較的リーズナブルな価格帯で飲食できること多いと思います。中でも、タイ王国バンコク都BTSアソーク駅直結のショッピングモール「Terminal21」アソーク店6階のフードコート「Pier21」はお得なお店が多く、チャオクワイ(仙草ゼリー)は氷入りが20バーツ、ミルク入が25バーツで、店頭にあるトッピングを3バーツ~追加できます。ミルク入しか頼んだことがありませんが、やや甘めですが、おいしいです。蓋を開けると、チャオクワイを食べやすいように、小さなスプーンも入っています。
写真は、以前、記事「タイ国アユタヤ県内にある田んぼカフェレストラン「บ้านตา cafe’(バーンターカフェ)」 | 地球の歩き方」で紹介したことのあるアユタヤの田園カフェ「バーンターカフェ(บ้านตาCafe’)」に再訪して、今月注文して食べたチャオクワイのスイーツですが、景色のよいタイならではのカフェレストランで、タイならではのスイーツがコラボしていて、とても優雅な気持ちになれる一品でした。
以上、暑いからこそおいしい!タイの夏の定番グルメ・スイーツを紹介しましたがいかがでしたでしょうか。タイでは、3月~5月が最も暑い夏季になり、日本で最も暑い7月や8月は雨季になっており、少し暑さが和らぎますが、年中暑いことが多いので、いつでもおいしくいただけると思います。機会があれば、タイの「チャオクワイ(仙草ゼリー)」をお召し上がりください。