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「潜入捜査モノ」の映画は、日本、ハリウッド、香港…どの映画も緊張感がありますが、中環(Central)にある大館(Tai Kwun)で「光影邊緣—香港電影的臥底世界(Undercover Underworld)」と題した潜入捜査を題材した映画の展覧会が10月5日まで開催されています。
この企画は、 大館が元々、香港警察本部として使われていたのですが、会場であるBlock 01は情報局などがオフィスを構えており、イベント会場としてふさわしいという事から開催されています。
香港の潜入捜査の映画はたくさんがありますが、今回の展示会では「邊緣⼈ (Man on the Brink)」(1981年)、「英雄本色II(A Better Tomorrow II / 男たちの挽歌II)」(1987年)、「龍虎風雲City on Fire / 友は風の彼方に)」(1987年)、「龍在邊緣(Century of the Dragon )」(1999年)、「無間道(Infernal Affairs / インファナル・アフェア)」(2002年)、「掃毒(The White Storm / レクイエム 最後の銃弾)」(2013)など、過去約40年間の8作品を紹介しています。
会場は全部で10のゾーンで分かれていて、映画の名シーンの再現、監督や俳優へのインタビュー映像なども合わせて展示します。
例えば、第3、第4のゾーンでは潜入捜査官が任務遂行時に直面する挑戦とプレッシャーはどういうものなのかの説明しています。第6のゾーンは「忘れられた部屋」と題して、二重の身分がもたらす心理的葛藤と孤独の苦痛に焦点を当てています。ほかにも、アクションシーンの場面、映画賞で受賞した時のトロフィーなども見ることができます。
最近、再び活況を見せている香港映画ですが、なつかしの映画が多いので、香港映画ファンにはたまらない内容になっていると思います。
★光影邊緣—香港電影的臥底世界(Undercover Underworld)
場所:Duplex Studio, LG1/F & LG2/F, Block 01, Police Headquarters Block, Tai Kwun
営業時間:11:00~19:00
入場料:成人=25香港ドル、子どもや60歳以上=15香港ドル