ベトナム・ハノイに行こうFromジャカルタ（前編）

Vietjetであればハノイまで直行便があります。
ジャカルタとハノイには時差はありません。

Vietjetのフライト時間はあまりよくないのですが、
トランジットの時間を考えるとやっぱり直行がいいかなと思います。
Air AsiaやScootでも行けますがシンガポール、タイ、マレーシア、
ホーチミン経由になるので、到着までに時間がかかります。

ジャカルタ（14：00発）→ハノイ（18：30着）
ハノイ（8：40発）→ジャカルタ（13：00着）

早く予約したほうがもちろん安いのですが、
私が1か月前ぐらいに購入した際は片道IDR 2,500,000ぐらいでした。
飲み物・食事の提供はありませんのでご注意を。
ハノイの空港はとっても大きくキレイになっていて
レストランも充実していましたので、
帰りは早めに行って朝食を空港で取ることも可能です。

空港から市内、市内の移動はGrabが使えるので
インドネシアからの方はそのまま使えます（支払い方法はOVO使えませんのでCCで）。
日本からの方はGrabのアプリはダウンロードしておいたほうが便利です。

空港から市内は300000ドンぐらい。
市内の移動は30000ドン～150000ドンです。
英語ができる運転手さんはあまりいないですが、車もキレイで
親切な方が多いです。会話が必要な時は翻訳アプリに頼りましょう。

滞在はハノイ市内の旧市街がどこに行くにも便利で
良いと思います。ホテル費用はジャカルタに比べても安いです。

観光場所はいくつもありますが、興味により
以下から選択することになると思います。

遠出観光系：
ハロン湾（1日ツアーあり）
バッチャン村（半日・Grabで行ける）
地方のお寺など（1日バスツアーあり）

ハノイ市内観光：
ホーチミン廟（冷凍保存されたホーチミンを見られます。写真なし）★★★
ベトナム民族博物館　★★★
ベトナム軍事博物館　★★★★
水上人形劇　★★★★★
大教会（旧市街のシンボル）★
Hang Da Market（バッチャン焼き売ってる市場）★★
ホアロー刑務所　★★★★

私は2回目のハノイで、遠出観光の場所は以前行っていたので
今回はハノイ市内の観光地上記にすべて行きました。
すべて徒歩とGrabで回りました。
私的おすすめ度は★の数（5★満点）でご確認ください。

【ホーチミン廟】★★★
・入場無料
・旧市街から15分ぐらい
・営業は火曜日～木曜日午前7時半～10時ぐらいまで
・かなり並ぶので遅くても午前8時までに到着がよい
・半パンや露出の多い服装、ビーサンはNG
・カメラ、水など持ち込み制限が多いので注意
・撮影禁止

午前8時過ぎに到着、セキュリティを通って順路に従い
並びます。入館の人数制限をしているので
20人ぐらいのグループに分かれて順番に入館する。
ずっと軍隊の人が一緒にいるので自由に歩き回れません。
廟内はひんやりと冷たく保たれています。
ホーチミンさんが眠っているところを見られますが
立ち止まれないのでぐるっと1週回って終わりです。
保存状況はかなり良く、安らかなお顔をされていました。
歴史的人物を見る機会はないので、行く価値はあると思います！

【ベトナム民族博物館】★★★
・入場40000ドン
・旧市街からやや遠い（Grabで30分ぐらい）
・火曜日～日曜日　8時半～17時半　月曜定休

館外にTaman Miniのような感じでベトナム南部・中部・北部の
伝統的な家屋が建てられていて見学できる。
民族や地方により家のつくりが違って面白い。
館内は主に各地民族の衣装や歴史が紹介がされている。
駆け足で1時間ぐらいで全部見られると思います。
ベトナムの文化や民族に興味がある人は楽しいのでぜひ。

【ベトナム軍事博物館】★★★★
・入場40000ドン
・ハノイ旧市街からかなり遠い。Grabで40分～50分ぐらい
・7時半～16時半、金曜日月曜日は休館
・2024年11月オープンの新しくかなり立派な博物館
・4階建てだが現在オープンしているのは1階のみ
・館外の戦闘機や戦車などの展示が圧巻

旧市街からはかなり離れているので億劫になると思いますが
ベトナムの歴史を知るのにもとてもよい博物館でした。
とにかくスケールが大きく、まだ展示物がすべてそろってない
とはいえ、展示方法も素晴らしくかなり見ごたえがある。
特に館外にある米軍とベトナム軍の戦闘機や爆弾や戦車などが
そのまま置かれていてすぐ近くで見ることができる。

フランス統治時代、独立運動、ベトナム戦争、ベトナム南北戦争、
あまり日本人が知らない歴史を学べます。
ベトナム戦争は古くない歴史なので遺留品、映像、写真も
たくさん残っていて当時の様子がよくわかり勉強になりました。
ベトナム人の強さ（女性兵士や共産・独立運動など）に
改めて驚きました。

【水上人形劇】★★★★★
・入場70000ドン～
・毎日何回か上演あり（当日券でもOK）

私は2回目でしたがやっぱり楽しかったです！
水の上で踊る人形たちがかわいく、ベトナム語なので
全然わからないですがそれでも楽しめます。
1時間弱なのでサクッと見てその後観光や食事もでき、
旧市街からは歩いて行ける場所。
これはハノイに来たら必ず見ましょう！
私はトリップアドバイザーでチケットのみを買いました。
会場近くの旅行代理店でのチケット引き換えが必要でした、
公式サイト・当日券以外での購入の場合は要確認。

【大教会（旧市街のシンボル）】★
特に中に入る必要はないかなと思います。
旧市街の中心部なので、外から眺めて写真を撮ればOKかなと。
近くにお土産屋が多い。

【Hang Da Market（バッチャン焼き売ってる市場）】★★
旧市街にあるちょっとさびれたモール。
地下にバッチャン焼きを売っているお店があります。
一つ日本語の看板があるので、そこがいいかなと思います。
バッチャン村より高いですが、市内でサクッと買えるので
ここでも十分かなと思いました。
私は荷物の重さ7㎏持ち込みだけだったので
生春巻きのソース入れ的な小さいお椀を4つ。かわいい！

【ホアロー刑務所】★★★★
・入場40000ドン
・音声ガイド100000ドン
・毎日8時～17時
・写真撮影OKですが撮影する気にならないと思います

アウシュビッツ、アルカトラズなどいろんな刑務所を
見てきましたが、ここもまたぞっとする歴史がある刑務所・博物館でした。
音声ガイドは少し高いですが、絶対借りたほうがいいです。日本語あり。

もともとフランス政府・軍により政治犯（独立運動）として
主に知識人で罪のない人が投獄され拷問などを受けたところ。
ベトナム戦争時はアメリカの捕虜がいたようです。
拷問に使われたものが生々しく残っていて、ちょっと勇気がいります。
実際に使われていたようですが、初めてギロチンを見ました（冷汗

投獄されたのはベトナムの独立や共産党の設立活動家、
ひどい拷問にあいながらも強く信じ心折れず突き進んだ人たちで、
本当に本当にベトナム人は強くたくましい国民だと思いました。
日本軍が一瞬入ってきたときの大混乱でフランスの目が彼らから
離れた隙に多くの人が脱獄したというような話が出てきて、
ここで日本が出てくるとは！と驚きました。
知らない歴史がたくさんあり・・・勉強になりました

今回はジャカルタからのフライトとおすすめの観光場所でした。
インドネシアと比べながら町を歩いたり人と接していると
アジアは本当に面白いな！と感じると思います。
日本からの方はもっとだと思いますが。

なお、バイクの数はジャカルタが多いと思いますが、
ベトナムのほうが縦横無尽な運転でより危ないと思いますｗ
道路を渡る際は気をつけましょう。

次回後編はレストラン・食べ物をご紹介します！