インドネシアの気候の特徴と季節ごとの服装、年間の気温と降水量を東京と比較
2024年12月27日
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インドネシアの歩き方
インドネシアは東南アジアに位置し、約1万7000もの島々が点在する国だ。首都ジャカルタから熱帯の楽園バリ島までさまざまな顔をもつインドネシアは、旅人に多様な体験を与えてくれる。文化的にも多彩で、古代の寺院や伝統的な村、スパイスがふんだんに使用された料理などが訪れる者を魅了する。インドネシアを訪れるなら、その多様性に身を委ね、冒険心をくすぐる旅を楽しみたい。未知の世界が広がるこの国では、訪れるたびに新たな発見が待っている。
豊かな自然が魅力のインドネシア。ウジュン・クロン国立公園のような保護地域では、ジャワサイなどの希少な動物を間近で見ることができる。スラウェシ島やスマトラ島では、熱帯雨林の中をトレッキングして、多様な動植物を観察してみよう。アドベンチャー好きには、ボルネオのオランウータン保護区でのエコツアーも外せない。
バリ島はインドネシアを代表する観光地のひとつ。美しいビーチやリゾートホテルが揃っており、リラックスしたい旅行者に最適。ウブドでは、ヨガリトリートやスパが充実しており、心身ともにリフレッシュできる。伝統的なバリ舞踊やガムラン音楽に触れながら、地元の文化も楽しむことができる。カフェやレストランでは、地元産の新鮮な食材を使った料理が提供されている。リゾート気分を満喫しながら、自然の中でリラックスする贅沢なひとときを過ごしたい。
インドネシアには世界遺産に登録された歴史的建造物が多く存在する。ジャワ島のボロブドゥール寺院遺跡やプランバナン寺院群は、壮大な建築と彫刻が圧巻で、訪れる者を古代の世界に誘う。これらの遺跡は、仏教やヒンドゥー教の影響を色濃く受けており、その歴史と宗教の深さに感銘を受けることだろう。早朝のボロブドゥールでは、朝日が寺院の石像を照らし出す瞬間に立ち会えることができ、その神秘的な光景は忘れがたい思い出となる。
インドネシア共和国
約192万平方キロメートル
約2.70億人
ジャカルタ
イスラム教、キリスト教。その他、ヒンズー教、仏教、儒教など。
インドネシア語
日本からインドネシアへの直行便が運航しており、所要時間は約7時間。
熱帯性気候であり、乾季と雨季がある。乾季は5〜10月、雨季は11〜4月でスコールのような大雨が降り湿度も高い。
以下は一般的な営業時間の目安。
インドネシアと日本の時差は0~2時間で、日本と同じもしくは日本のほうが1~2時間進んでいる。西部(ジャワ島、スマトラ島、カリマンタン西中部)、中央部(バリ島、ヌサ・トゥンガラ諸島、スラウェシ島、カリマンタン東南部)、東部(パプア)の3つの時間帯があり、首都ジャカルタは日本より2時間遅れ、バリ島は日本より1時間遅れている。サマータイムは実施していない。
(※)は移動祝祭日で、年によって異なる。また、バリ島のみ慣例休日があり、ガルンガンの日(2024年は2月28日と9月25日)の前後数日間は多くの店が休みとなる。以下は2024年の日付。
1月1日 新年
2月8日 ムハンマド昇天祭 ※
2月10日 イムレック(中国暦新年) ※
3月11日 ニュピ(サコ暦新年) ※
3月29日 聖金曜日
4月10〜11日 イドゥル・フィトリ(断食明け大祭) ※
5月1日 メーデー
5月9日 キリスト昇天祭 ※
5月23日 ワイサック(仏教大祭) ※
5月24日 政令指定休日 ※
6月1日 パンチャシラの日 ※
6月17日 イドゥル・アドハ (犠牲祭) ※
6月18日 政令指定休日 ※
7月7日 イスラム歴新年 ※
8月17日 インドネシア共和国独立記念日
9月16日 ムハンマド降誕祭 ※
12月25日 クリスマス
12月26日 政令指定休日 ※
生水は飲用せず、ミネラルウォーターを飲用すること。レストランで水が提供された場合、水は煮沸していても氷は殺菌処理されていない場合が多いので注意すること。おなかに自信のない人は冷えたミネラルウオーターを頼もう。なお、軟水地域が多いが、バリの水道水は硬水。
中級以上のほとんどのホテルでは、税金(5〜11%)とサービス料(5〜10%)が宿泊料に加算されるが、付加価値税(VAT)の還付制度がジャカルタとバリで実施されている。還付を受けられるのは、指定の店で1回の買い物の合計額が500万ルピア(税抜)以上であることなどが条件。
日本の度量衡と同じで、距離はメートル法。重さはグラム、容積はリットルで表示される。ただし、洋服や靴のサイズ表示は日本とは異なる。