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秋の風物詩の1つ「中秋の名月」。日本では月見団子を食べますが、中華圏では月餅を送り合う文化があります。日本的に強いて言えば、お中元に近い感覚でしょうか…。
日本の月餅は、中身はあんこが基本で通年食べられる和菓子の1つですが、中華圏の場合は中秋の名月のシーズンしか月餅は食べられません。外側は餡で、内側はアヒルの卵を塩水に漬けたものの黄身が中にはいっているのが基本なので日本とは味に違いがあります。また、近年は、1つひとつのサイズを小さくして食べやすくしていたり、かつ黄身の代わりにカスタードクリームを入れるなど、バラエティ豊かな味が販売されたりしています。
日本で中華系の月餅を購入できる場所は、あまり多くなかったのですが、 香港で中華料理店のみならず、ベーカリー、スターバックス、シェイクシャック、一風堂、元気寿司などを運営している大手飲食店グループ、「美心集団(Maxim’s Group)」が2024年から本格的に月餅の販売を日本でも始めました。
好評だったことから今年も行うことなったのですが、販売場所の1つがJR新橋駅そばにある「スイーツカレンダー」というポップアップショップで、10月6日まで期間限定をオープンさせています。
今年の月餅のアンバサダーは、2025年、日本で大ヒットした香港映画『トワイライト・ウォリアーズ 決戦! 九龍城砦』に出演した林峯(レイモンド・ラム)が務めていて、店頭に大きなポスターが貼られています。
2025年は全世界に向けて1億個を製造するそうですが、日本市場向けには、月餅で11種類が販売されています。
1番人気なのは「芯がとろとろミニエッグカスタード月餅 8個入」(8640円税込)、2番目は「月餅(蓮の実 白あん & ダブル塩漬け卵⻩)4個入」(8748円税込)、3番目は「月餅(蓮の実 あん & ダブル塩漬け卵⻩)4個入」(8640円税込)だそうです。
ほかにも「クリーミーミニカスタード月餅 8個入」(7776円税込)や月餅以外でも「オリジナルエッグロール (32本入)」(4298円税込)というエッグロールも売られています。
新橋のポップアップストアのほかにも、そごう横浜店、元町中華街、あべのハルカス、日本橋三越などで売られているほか、神戸、広島、浜松、金沢、幕張、座間などの全国にあるコストコ20店舗でも販売しています(いずれも10月6日まで)。担当者によると、コストコに行けば在庫がたくさんあるので売り切れの心配が減りますと話していました。
★Maxim’s ポップアップショップ(スイーツカレンダー新橋店)
住所:東京都港区新橋2-20-15新橋駅東口地下街B1階
営業時間:10:00~21:00(月~金曜)、10:00~20:00(日曜、祝日)
10月6日まで