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秋の美食の風物詩としてすっかり定着したのが中環(Central)のウォーターフロントで開催される「香港ワイン&ダイン・フェスティバル」です。2025年は10月23日から26日まで開催されます。
今年は、日本、フランス、イギリス、中国、スペインは独自のブースを構えるほか、ほかにもイタリア、ベルギー、メキシコなど計31カ国・地域から305のブースが構えます。うち7割がお酒、3割がレストランです。
「テイスティング・ルーム」は、ワインと一緒に北京版『ミシュラン』で3つ星を取った張一峰、点心の女王と言われている鄭智善など、香港内外の5人のシェフが1人ずつ各料理を担当する中華料理のコース料理が食べられます。
「グルメ・アベニュー」では、ミシュランを含めた香港で有名な12のレストランが集結。ミシュランで2つ星をとったコンテンポラリーな中華レストランの「Bo Innovation」、広東料理の「明閣(Ming Court)、フランス料理で1つ星の「Ami」などが出展します。
「グランド・ワイン・パビリオン」では、855年のボルドー格付けで選ばれた「Chateau Mouton Rothschild 2008」や「Grand Vin de Chateau Latour 2012」などが楽しめるほか、日本からも日本酒の十四代や中国からも貴州茅台酒、ウイスキーのHighland Parkの56年ものが味わえます。また、プレミアムシャトーによる限定テイスティングなども行われます。
チケットは、入場券、16トークン(400香港ドル分)、グランド・ワイン・パビリオンなどにアクセスできる598香港ドルの「Grand Wine Tasting Pass」と入場券、8トークン、ワイングラスがつく「Tasting Pass」(298香港ドル)の2種類で、ネットか現地で購入できます。
日本では食欲の秋と言いますが、香港はこの時期は暑くもなく、寒くもないベストシーズンです。九龍のビル群を夜景に、現場に行けば、それこそ食欲が増すこと間違いなしです。