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インドネシアには、日本と同じようにあちらこちらにコンビニが点在していて、現地では、「minimarket(ミニマルケ)」とよばれています。
インドネシアでもっとも親しまれているminimarketは、「Indomaret(インドマレ)」とよばれるチェーン店です。そのほかにも、日本でおなじみのファミリーマートやローソンもインドネシア国内でチェーン展開しています。
今回は、日本のコンビニとは異なる商品やサービスが並ぶ、インドネシアのコンビニでおすすめのグルメを中心に紹介します。
インドネシアで人気のコンビニグルメといえば、「Indomie(インドミー)」です。
インドミーは、インドネシアの食品会社インドフードが販売するインスタント麺のことで、インドネシアではもちろん世界中でも人気のインスタント麺です。種類が豊富でインドネシアの焼きそば「ミーゴレン」やスープタイプの麺「ソトミー」などのタイプからそれぞれ味を選ぶことができます。
ローカルの人も多く利用する店舗では、コンビニ店内でお湯をもらってその場ですぐに食べることができます。パッケージもカラフルでかわいいので、お土産としても喜んでもらえるグルメです。
店頭で売られているホットスナックには、サンバルソースやチリソースを一緒に渡してくれるのもインドネシアっぽさが感じられます。日本ではピリ辛ソースを食事のお供にもらうことは限られたメニューのみですが、インドネシアではチキンなどあらゆるホットスナックに付けて食べるのが好まれています。
インドネシアのコンビニは、スーパーと比べて価格が割髙になる傾向が少ないため、お土産探しにも便利です。バラマキ系のお土産からインドネシアの味を日本でも楽しむことができるものまでさまざまな商品を見つけることができます。
個包装になっているバラマキ系お土産では、軽い食感がクセになるBeng beng(ベンベン)というチョコレート菓子や、インドネシアで親しまれるパイナップルジャム入りのクッキーNastar(ナスタール)をカジュアルにアレンジしたNextarのクッキーがオススメです。
チップス系も充実していて、日本では珍しいキャッサバ芋のチップスや大豆を発酵させたテンペのチップスも手に入れることができます。ポテトッチップスのフレーバーにもインドネシアらしさを感じられ、サンバル味やミーゴレン味などがあります。
お菓子以外にも、インドネシアのコーヒーや紅茶、はちみつ、ハーブの飴などもお土産に喜ばれるはずです。
インドネシアのコンビニ店内は、飲食が可能なスペースを用意している店舗もありますが、同じコンビニチェーンでも店舗のある場所によってお店の雰囲気が違ってきます。
例えば、オフィスビルやショッピングモール内の店舗と比較すると、町なかの店舗では取りそろえられている商品も日用品の割合が多かったり、お菓子やドリンクメニューが多かったりと種類が異なります。
外国人が多く利用する店舗では、一部でアルコール類の販売もされていますが、宗教の関係でアルコール類が置いていないコンビニがほとんどです。コンビニによっては、自社オリジナル製品を置いているところもあります。
また、夏の暑い気候が続くインドネシアでは蚊の対策に必須の虫よけスプレーも売っています。日本の虫よけスプレーでは効かないこともあるため、デング熱対策のためにも現地の虫よけスプレーを入手しておくと良さそうです。
日本のコンビニと売っている製品は大きく異なりますが、異世界感があって面白く感じられます。
インドネシアを訪れた際には、ぜひコンビニにも立ち寄ってみてください!