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【インド・アグラ】インドの世界遺産「タージ・マハル」を観賞できるホテル3選

Taeko

Taeko

インド特派員

更新日
2025年11月23日
公開日
2025年11月23日
Photography ecobkk ホテルからも楽しめるタージ・マハルの眺め

2025年10月22日~、インド北部ウッタル・プラデーシュ州アグラにある世界遺産「タージ・マハル(Taj Mahal/ताज महल)」を観賞しに、2泊3日の旅行を楽しんできました。今回は、タージ・マハルを観賞できるホテルを紹介します。

タージ・マハルは、ムガル帝国第5代皇帝シャー・ジャハーンが1631年に死去した愛妃ムムターズ・マハルのため建設した総大理石の墓廟で、インド・イスラム文化の代表的建築で、1983年にユネスコの世界遺産(文化遺産)に登録され、2007年に新・世界七不思議(New Seven Wonders of the World)にも選出された建物です。

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インドの世界遺産「タージ・マハル」を観賞できるホテルについて

インターネット検索で調べていると、タージ・マハルを観賞できるホテルはいくつかあるようでしたが、Google mapやSNS、ホテル予約サイトに投稿されている写真や文章等を参考にしてから訪問してみました。今回は、インド最大のお祭りとも言われる「Diwali(ディーワーリー」シーズンにあたる季節で連日花火や爆竹があがるシーズンであったために、PM2.5の数値が大変高く、空気の状態が悪く、夜間、ライトアップのないタージマハルは遠いところからだと見えなかったものの、日中の眺めはなかなかよかったです。

ホテル「ラディソンホテルアグラ/Radisson Hotel Agra/ रैडिसन होटल」から見えるタージ・マハル

  • ©︎Photography ecobkk ホテル「ラディソンホテルアグラ/Radisson Hotel Agra/ रैडिसन होटल」の屋上ルーフトップバーから見えた花火
  • ©︎Photography ecobkk ホテル「ラディソンホテルアグラ/Radisson Hotel Agra/ रैडिसन होटल」からの眺め。中央奥にうっすら見えるのがタージ・マハル
  • ©︎Photography ecobkk ホテル「ラディソンホテルアグラ/Radisson Hotel Agra/ रैडिसन होटल」からの眺め。200mm前後のズームレンズで撮ったタージ・マハル

私が現地ホテルに到着したのは、22日の夜でした。タージビューの部屋を予約していたにもかかわらず、部屋からもホテルのルーフトップバーからも、見えるはずのタージ・マハルが全く見えず。ホテルのスタッフさん複数人に聞いても、みなさん、あっちのほうだという方向がバラバラで、最初は、詐欺にあったのかと思ってしまいました。

日中は、霞んではいましたが、タージ・マハルが見えました。2日目は同じ部屋が空いておらず、タージビューの部屋ではなく、マウンテンビューの部屋でフロアが少し下の部屋になりましたが、眺めのよい部屋をお願いします、とリクエストしていたからか、たまたまか分かりませんが、タージ・マハルを眺めることができました。

ルーフトップには、タージ・マハルが見えるエリアはバーになりますが、プールもあるフロアなので、宿泊者はカードキーで、日中は自由にアクセスでき、守衛の方に一声かけて、写真も自由に撮らせてもらえました。

また、季節によるかもしれませんが、ラディソンホテルアグラからは、日中、タージマハルの周辺で、群れをなして飛ぶ鳥が何回も見られて、天気がよければ、最高だったのになぁと思わずにはいられない眺めでした。

ちなみに、インドのアグラでも、「Diwali(ディーワーリー」シーズンに上がる夜間の花火は大変激しかったのですが、日本人が思い浮かべるような美しい花火というよりは、子どもの頃、自宅前で、一発ずつ、打ち上げ花火をあげて遊んでいるような感じなので、その風景を観賞して綺麗だねというよりは、深夜まで永遠に騒がしい夜だなという印象でした。

インドは10月頃から雨季も終わり、涼しくなり、観光ベストシーズンと見聞きすることが多かったのですが、10月下旬は、大気の観点で言えば、ある意味、最悪のシーズンではないかと思わずにはいられませんでした。

ホテル「タージビュー・アグラ/Tajview, Agra – IHCL SeleQtions/ताज व्यू」から見えるタージ・マハル

  • ©︎Photography ecobkk 遠くにタージ・マハルが見えます。遠すぎるというほどでもありません。
  • ©︎Photography ecobkk 200㎜位のズームがあればわりと大きく撮れます。
  • ©︎Photography ecobkk 奥にタージ・マハル、手前には電車も見られました!
  • ©︎Photography ecobkk 注文したドリンク
  • ©︎Photography ecobkk ナッツ2種類はサービスで出てきました
  • ©︎Photography ecobkk 注文したスモークサーモンの料理(2人で食べるには多いぐらいでした)

翌日は、宿泊しなかったのですが、ホテル「タージビュー・アグラ/Tajview, Agra – IHCL SeleQtions/ताज व्यू」のルーフトップにあるレストランのインスタグラムでの投稿(https://www.instagram.com/p/DPi39Tyj-PV/?utm_source=ig_web_copy_link&igsh=MzRlODBiNWFlZA==参照)が魅力的だったので、行ってみることにしました。事前に、インスタグラムのDMで、投稿されていたホテルのルーフトップバーについて問い合わせると、What Appの窓口に連絡するように教えてもらえました。宿泊客でなくても訪問できるかと何時から営業しているかたずねたところ、訪問予定日は17時~訪問可能という返事だったので行ってみました。到着すると、部屋番号を聞かれたり、予約しているかどうか聞かれたので、どちらかというと、宿泊しているか、時間が読める方は、予約してから行ったほうがよかったのかなという気がしましたが、幸い、端の席が空いていて、すぐに利用できました。多くのお客さんはドリンクを飲む程度だったので、待っていれば、利用はできるのではないかという位の雰囲気でした。私たちは、料理は、ボロネーゼとスモークサーモンの料理を注文しましたが、1皿のボリュームが結構あり、2人で食べきるのが大変なぐらいの量でした。その他、ドリンク2つとお水で、6000ルピー程でした。

最初に紹介したホテルのルーフトップも、こちらのルーフトップも、飲食代は結構高く、宿泊客は少し割引等があるので、宿泊時に利用するのがよかったようにも思いました。

ユースホテル「ホテルサニアパレス/Hotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इन」の元屋上レストランのスペースから見えるタージ・マハル

  • ©︎Photography ecobkk 「ホテルサニアパレス/Hotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इनHotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इन」からの眺め
  • ©︎Photography ecobkk 「ホテルサニアパレス/Hotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इनHotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इन」からの眺め
  • ©︎Photography ecobkk 「ホテルサニアパレス/Hotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इनHotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इन」からの眺め

最初に紹介した2つのホテルは滞在環境も良さそうなので、宿泊におすすめだと感じましたが、若干、タージ・マハルからは遠い気がしたので、距離が近く、タージ・マハルが見えそうなホテルも探しました。すると、ユースホテルらしきホテルサニアパレス「Hotel Saniya palace/Inn होटल सानिया पैलेस इन」の屋上でランチを食べられそうな写真をGoogle mapで見つけたので、行ってみることにしました。

インドでは、Google mapに投稿されている写真がAIなのか、実際を大きく違うことが結構あるように思うので、こちらも半分ダメ元で向かいました。移動には、Uberを利用したのですが、Uberのドライバーさんに、そこはもう閉業していると言われました。ただ、タイでもよくそういう会話はあって、これは、本当は閉まっていないのに、閉まっているといわれて別のところに連れていかれるというプチ詐欺かもしれないと思って、閉まっていてもいいんだ!といってとにかくそこへ向かうように告げます。比較的近くまで行って、そこからは徒歩で約1分程、Google mapを頼りに歩きました。

すると、1階に、人がいて、上のレストランは営業していないと言われました。女性1人だったら、上のレストランエリアにのぼらせてほしいとは言わなかったと思いますが、夫と一緒だったので、上を見せてもらえないかお願いすると、いいよと言って、一緒にのぼってきてくれました。タージマハルが見えたので、10分程写真を撮ってもいいかといって、その人は先に下に降りてもらい、写真を撮ってから降りました。上には清掃員の人も1人いて、若干、不思議そうに見られました。

インドでは、こういったところにのぼらせてもらうと、20ルピーとか50ルピーとか払うように言われるとSNSで見聞きすることがあったので、今回はタージマハルが見え、一緒に上まで案内してくれ、その後、タージ・マハルが見える近くのレストランまで案内してもらえたので、お礼は自主的に渡しましたが、とても喜んでもらえて、逆にこちらが嬉しくなるほどでした。

タージ・マハルが見えるフォトスポットはどこも300ルピー以上の料金がいることが多い中、こうして案内してもらえて、本当にありがたかったです。

ただ、このあと紹介してもらえた近くのレストランからのほうが眺めはよかったので、あえて、行かなくてもいい気もしました。レストランについては、別途紹介予定です。

ちなみに、ユースホステルは営業しているということでしたが、水漏れ等もありそうな雰囲気で、日本人が宿泊するのは結構ハードルが高いように感じました。

最後に

以上、タージ・マハルを観賞できるインドのアグラにあるホテルの紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。大気の状態が悪いシーズンということを知らなかったので、遠くからのタージマハルの見え方はいまいちでしたが、構図的にはわりと綺麗に見えて、満足でした。次回は、大気の状態がよい時に訪問したいなと思いました。以上、インドのタージ・マハル観光旅行される方の参考になれば嬉しいです。それでは、皆様、フィールメレンゲ(または)!

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