Elliot's Borough Market
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11世紀から続くロンドン最古の市場、バラマーケット。今ではスペシャリティー食材や出来たてフードが並ぶ、グルメな観光客に大人気!
そんなバラマーケットに隣接した、美味しいレストランのひとつが「エリオッツ(Elliott’s)」です。
レストラン「エリオッツ」があるのは、バラマーケットを囲む通りのひとつストーニー・ストリート(Stoney Street)12番地。人気の珈琲店「マンモス・コーヒー」もすぐ近くという便利なロケーションです。
店内はやや小さめながら、すっきり洗練されたインテリア。またサービスも迅速・丁寧かつフレンドリーで、気持ちよく食事できます。
なおテーブル数は多くなく、人気店につき予約をして行った方が良いでしょう。(また東ロンドンのハックニーにも店舗があります)
このお店はワインバーとしても利用できるようで、豊富なワインと小皿料理が魅力。ワインはすべて無農薬か、さらに拘ったバイオダイナミック農法のものを仕入れています。
筆者ら3人がその日いただいたフランス産ソーヴィニヨンのように、銘柄によってはハウスワイン的にお店のボトル入り。これがお店オリジナルの図柄つきでグラスとセットになっててメチャかわ!
ボトルの方はブドウの絵とElliott’sの店名だけど、グラスには「うぃ~酔っちゃったぁ」と言うように目がバッテンになって倒れたボトルのイラストが微笑ましい。
バラマーケットや厳選した生産者から仕入れた新鮮な食材を使うため、メニューは日替わり。その季節の一番おいしい料理を提供しています。
ワインの次に運ばれてきた2品。ひとつは前菜メニューから、スペイン・バスク地方カンタブリア産アンチョビを載せたトースト。もうひとつは小皿メニューから、スコットランド・マル島産チーズを使ったチーズパフ。
トーストの上には軽い食感の発酵バターがたっぷりで、実に「ワインの友」。いっぽうチーズパフは円やかなチーズをふんだんに使い、軽くて甘くない一口ドーナツみたいな美味しさでした。
3品目も小皿メニューから、ブーラッタ、カボチャ、レンズ豆とチリ。ちょっと意外な組み合わせだけど味のバランスが良く、新鮮な驚き!
またこのお店は薪窯があるので、ピザとお肉料理を注文しました。
こんがり焼けたサワードウピザ、具はナスとグリーンホーンペパー、オリーヴ入りグレモラータソースという絶妙な組み合わせ。
そしてメインで登場したのが、薪窯で香ばしく焼いたポークチョップ。丸いチェリーみたいに見えるのはブドウのピクルスで、リンゴ酢とともに美味しいソースになっていました。お肉もカリカリの皮も、ほんとに美味。
お腹いっぱい食べたけど、ティラミスは別腹(?)と3人でシェア。
バラマーケットの近くには美味しいレストランが多い中、この「エリオッツ」も選択肢としてオススメです!