Great Ormond Street Hospital
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イギリス・ロンドンにあるグレートオーモンドストリート病院は1853年創設、小児患者専門の病院として世界最古です。
ロンドンのセントパンクラス駅の2025年クリスマス・シーズンは、この小児病院への支援を呼び掛けるツリーが話題を呼んでいますよ!
ロンドンのセントパンクラス駅は、ユーロトンネルを走り抜けてフランスやベルギーに行ける鉄道ユーロスターが発着する国際駅でもあります。
いつも旅行者で賑わうこの駅は毎年クリスマス・シーズンになると、高さ10メートル以上の大きなツリーが登場。急がしそうに行き交う人々も、つい足を止めて見上げてしまいます。
2025年のクリスマスは、黄色いオルゴールを模したツリー。てっぺんでバレリーナ人形がくるくる回りながら躍る、子供心をくすぐるデザインです。
この黄色いオルゴール型ツリーは、グレートオーモンドストリート病院(Geat Ormond Street Hospital)への支援を呼び掛けるもの。
1853年に設立され小児専門病院としては世界最古の病院ですが、今ではイギリス国内だけでなく世界各国からの小児患者を含め、難病や重篤な病気の子供たちを治療しています。
このツリーは、入院中・闘病中の子供たちも家庭で過ごすようなクリスマスを送れるようにと、寄付の呼びかけを兼ねたツリーなのです。
オルゴールのネジ仕掛けの一部として、患者である子供たちが夢や願い事を書いた紙も。可愛らしい絵や「新しい自転車が欲しい」という微笑ましいものや、大きくなったらパイロットになりたいという将来の夢など・・・読んでいると切なくなります。
ツリーには、この病院へ寄付するためのタッチ式カード読み取り機やセルフィースポット、そして夢のタイムマシンも。そのボタンを押すと、闘病中の子供たちが無事に成長しそれぞれの夢を叶えるようにという願いを込めて、タイムマシンが虹色に変わります。
ノスタルジックなオルゴールの音色に合わせ、くるくる踊るバレリーナ人形。とても可愛らしく、とても切ないツリーです。