香港の大規模火災で12月26～28日に池袋で被災者支援チャリティ上映会

この上映会の運営を担当しているサロンジャパンは、香港映画を日本へ届ける配給会社という立場から「映画を通じて何か力になれないか」と考えたほか、多くの日本の香港映画ファンの皆様から安否を気遣うメッセージや募金先や支援方法などについての問い合わせをうけたことからチャリティ上映会の開催を決めました。

上映される映画は3本です。
12月26日（19:15～）は『私家偵探（BEHIND THE SHADOWS / 邦題：私立探偵）』。古天楽（ルイス・クー）、周秀娜（クリッシー・チャウ）という人気の2人が出演。結婚を機に香港を離れ、マレーシアで小さな探偵事務所を営むアウヨン。舞い込むのは迷い犬探しなど軽い依頼ばかりで、仕事も家庭生活も冴えない日々。そんな中、同時期に受けた3件の浮気調査が、思いがけず連続殺人事件へとつながっていきます。探偵としてのプライドを懸け、アウヨンは真相に迫る。

『トワイライト・ウォリアーズ　決戦！九龍城砦』の鄭保瑞（ソイ・チェン）プロデュースによる本格クライム・サスペンスです。

12月27日（15:15～）は『點五步（Weeds on Fire / 最初の半歩）』という、香港には珍しい野球映画。1984年、英中共同声明が調印され、香港返還が正式に決まった。激動のさなかに、香港初のユース野球チームが誕生します。10名の若き選手たちは、試合では失敗続き。時代とともに将来への不安と向き合い「野球を続けるか、諦めるか」という葛藤を抱えながらも、一歩ずつ成長。そして日本チームとの運命の一戦を迎えます。

最終日12月28日（13:15～）は『觸電（GOOD GAME / グッド・ゲーム）』です。利己的なプレイで仲間に見放され、試合にも敗れた元スターeスポーツ選手のボンド。失意の中で出会ったのは、寂れたネットカフェの店主とその娘、そしてゲーム好きの年配夫婦。寄せ集めの仲間たちとチームを結成し、トーナメント優勝を目指して再起を図る。ゲーム内のアバターを、プレーヤーとは別の俳優が演じるというユニークな設定が光り、絆が深まる過程とアクションが軽快に絡み合う、香港では口コミで興収を伸ばした話題作です。

チケットは、12月20日深夜零時から、公式サイト＝https://www.salonfilmsjp.com/hkgcharityで販売。料金は各回4,000円（オリジナルブックレット付き（素材提供：天下一電影發行））で、必要経費を控除した上で、「Support Fund for Wang Fuk Court in Tai Po（大埔宏福苑援助基金）」へ寄付に寄付されます。