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ロンドン・コヴェントガーデンのクリスマス風景’25

小野 雅子

小野 雅子

イギリス特派員

更新日
2025年12月20日
公開日
2025年12月22日

ロンドン観光名所のひとつ、コヴェントガーデン。年間を通していつも観光客で賑わいますが、クリスマスからニューイヤーの時期はまた格別です。

屋内マーケットの内外は華やかに飾られ、楽しいポップアップや屋台が並び、セルフィーを撮るのに絶好の映えスポットも一杯!

年末年始にロンドンへ来られるなら、ぜひ立ち寄ってみて下さいね。

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コヴェントガーデン広場のクリスマス

  • 広場に幾つかある花車にもモミの木♪
  • 映えスポットがいっぱい!
  • 温かいマルドワインはいかが?

一年中いつ行っても人々で賑わうコヴェントガーデンですが、クリスマスはまた特別な雰囲気に満ちています。

屋内マーケット周囲に飾られた数々のツリーはもちろん、常時あちこちに配された花車にも小さなモミの木が中心となったアレンジメント。

またクリスマスマーケット風の屋台やポップアップも多く、どこを歩いても楽しい。寒い日にピッタリなマルドワイン(シナモンなどのスパイスが香る甘く暖かいワイン)を片手に、この時期ならではのワクワク感を味わいましょう。

絵になるインスタレーション、今年はシャネルも♪

  • シャネルのウィンター・インスタレーション
  • 夜はライブ音楽のステージにも♪
  • 必ず映えるセルフィー用ベンチ

屋内マーケットの周囲でも毎年この季節になると、必ずポップアップが現れるコヴェントガーデン。2025年はシャネルの「ウィンター・インスタレーション」が目をひきます。

販売よりもシャネルのイメージ拡散がメインで、雪景色とシャネルのパッケージや真珠のネックレスなどをアレンジしたプラットフォーム。夜はライブ音楽のステージにもなります。

中に入ると自撮りにぴったりなベンチがあり、スタッフさんが気さくに「撮ってあげましょうか?」と声をかけてきますよ。素敵な写真を撮って、クリスマス&ニューイヤーのメッセージやSNSにどうぞ!

このシャネル「ウィンター・インスタレーション」は2025年12月28日まで。

隣接する交通博物館にも寄ってみよう

  • ロンドン交通局の博物館
  • 今はイチオシ商品も、クリスマスジャンパー!
  • ツリーにもロンドン交通局ロゴマーク♪

コヴェントガーデンには、ロンドン交通局が運営する博物館もあります。新旧の列車やバスや路面電車は言うまでもなく、バスの元となった「オムニバス」という乗合い馬車まで展示!

あいにく大英博物館やナショナルギャラリーのような国立博物館ではないため入場無料ではありませんが、ショップとカフェは誰でも気軽に入れます。今はクリスマス向け商品も充実しているし、ロンドンらしいお土産が必ず見つかる店のひとつ。

ちなみに博物館展示もじっくり見たい場合は、年間パス(22.50ポンド~25.00ポンド)購入が必要。ちょっと高く感じますが年パスだし、17歳までの小人ならば何人でも無料。ご家族連れには嬉しいポイントですね。

屋内マーケットも素敵にデコられて♪

  • 大きな鐘を模したライトがいっぱい!
  • レゴの実物大(?)サンタとトナカイ♪
  • ハッピークリスマス!

今は屋内マーケットの天井に、教会の鐘を思わせる大きな釣り鐘がいっぱい!よく見ると照明器具を兼ねているし動かないものの、見ているだけで「リーンゴーン」と鐘の音が聴こえてきそうです。

またアップルマーケット入口近くでは、ほぼ実物大(?)に作られたレゴのサンタクロースとトナカイが人気。彼らをバックにして写真を撮る人たちが並び、ちょっとした行列になっています。

他にもマカロンで有名なラデュレのポップアップショップがあったり、マーケット広場の北にあるロイヤルオペラハウスに入ると英国が誇るデザイナーのポール・スミスが装飾したツリーがあったり、広場では大道芸や音楽のパフォーマンスが演じられたり。

イギリスではクリスマス・デコレーションを片付けるのはクリスマスデーから十二夜め、すなわち毎年1月5日(数え方によっては1月6日)。コヴェントガーデンもその例にならうので、年末年始にロンドンへ来る方はぜひ来てみて下さいね!

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