キーワードで検索
ジャカルタには近代的な高層ビルや大型ショッピングモールが立ち並ぶ一方で、今もなお伝統文化が息づく場所が点在しています。
今回訪れたのは、南ジャカルタ市の中心にありながら、どこかロマンチックな時代の香りがただようフォトスタジオです。民族衣装が好きで、普段から職場にも着ていくほどのコレクターである私にとって、ずっと気になっていた場所でした。
こちらのスタジオでは、単に衣装を着て写真を撮るだけでなく、インドネシアの伝統美そのものを体感できます。スタジオに足を踏み入れると、オーナーが長年かけて収集してきたというアンティーク家具に囲まれた、ノスタルジックな空間が広がっていました。家具や装飾のひとつひとつが背景となり、写真を撮る前から特別な時間が始まっていることを感じさせてくれます。
印象的だったのは、衣装選びやメイクが一方通行ではなく会話を重ねながら進んでいく点です。当日のコミュニケーションは英語またはインドネシア語になりますが、スタッフは明るく親しみやすく、こちらの拙い言葉にもていねいに耳を傾けてくれました。細かな要望にも柔軟に対応してくれるため、民族衣装が初めての人でも安心して任せられる雰囲気です。言葉を交わしながら仕上げていく過程そのものが、異文化交流の体験として心に残りました。
どのような衣装があるかは、ぜひ記事の最後に掲載してるお店の公式ホームページやInstagram をご参照ください。
撮影はスタジオ内の一室だけではありません。階段や廊下、窓辺など、建物全体に統一感のある雰囲気があり、自由に写真を撮ることができます。カメラマンによる撮影時間とは別に、自分たちだけで空間を楽しみながら撮影できるのも魅力でした。衣装を身にまとい、アンティークに囲まれた空間を歩くことで、写真以上に体験としての記憶が深まります。
旅行者として訪れる場合、写真データのみの注文ができる点も安心材料です。写真印刷やフレーム付きの商品は完成までに約1 週間かかるため、長期滞在の場合にはおすすめですが、短期滞在でも無理なく体験できます。旅程に合わせて選択できる柔軟さは、実際に訪れてみてありがたいと感じました。
ホームページは日本語と英語表記が用意されており、事前に雰囲気や内容を確認できるのも心強いポイントです。予約や問い合わせはホームページのほか、無料のメッセージ・通話アプリのWhatsAppからも可能で、海外からでもスムーズに連絡が取れます。
現在は1 階のカフェは休業中ですが、かつてカフェとして使われていた空間からも、その居心地の良さが伝わってきました。再開された際には、撮影後に余韻を楽しむ場所として立ち寄るのも良さそうです。
民族衣装や伝統文化に興味がある人はもちろん、ジャカルタで少し深い体験をしたい人にとって、このフォトスタジオは印象に残る場所になるはずです。写真として形に残るだけでなく、会話と空間を通じて文化に触れる時間が、旅の記憶をより豊かなものにしてくれます。
■Arjuna Café &Photo Studio
住所:Depan SMK Tarakanita, Jalan Wijaya Timur 1 no.6, Jl. Kapten Tendean No.2, RT.15/RW.2,
Petogogan, Kec. Kby. Baru, Kota Jakarta Selatan, Daerah Khusus Ibukota Jakarta 12170
電話番号:+62811 563 389 / +6221 2923 6163
アクセス:MRT 地下鉄駅ASEAN HEAD QUARTERS からタクシーで15 分
営業時間:10:00 – 21:00
撮影料:以下公式サイト参照
URL:https://www.arjunacafestudio.com/
Instagram: https://www.instagram.com/arjunajakarta/