【パリ】なんだか最近シャルル・ド・ゴール空港のタクシーが優しくないですか?
2025.1.31
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パリ・オリンピックの開催時期に前後して、シャルル・ド・ゴール空港のタクシー運転手の質が向上したような気がするという内容の記事を数年前に特派員ブログで書きました。しかし最近は、また以前の質に戻ってきたんじゃないかと感じることがしばしばあります。空港からパリ市内へのタクシー利用の注意点をまとめました。
パリにある2空港(シャルル・ド・ゴール空港とオルリー空港)とパリ市内を繋ぐタクシーはいずれも定額料金です。日本からのフライトが発着するシャルル・ド・ゴール空港の場合、空港とパリ市内右岸が56ユーロ、パリ市内左岸が65ユーロです(2026年2月時点)。
この定額料金は、どの場合でも適用されるわけではなく、目的地はパリ市内(郵便番号の頭2桁が75の住所、つまりパリ市内)。乗車は4名まで。空港のタクシー乗り場から、予約なしで乗った場合です。荷物代は料金に含まれています。
タクシーへの乗車は空港内にある指定の場所から。それ以外の場所で、声をかけるなどして誘う運転手は違法タクシーです。
G7などタクシー会社のアプリなどで事前予約した場合は、上記の定額料金に追加で予約料金がかかります。即時予約(その場で呼び出した場合)は4ユーロ、事前予約の場合は7ユーロです。各タクシーは、飛び込み客でもクレジットカードの利用ができます。また、いずれのタクシーも領収書が出ます。
これらに対応できないタクシーは、よからぬタクシー運転手の可能性が高いです。
では、よからぬ運転手とのやりとりでは、どのようなことが起こりうるのでしょうか。
頻発するケースが、さまざまに理由をつけて定額料金に別途料金をプラスしていく場合です。例えば、荷物代を請求する場合。私が最近出会ったケースでは、目的地がパリ市内右岸(定額56ユーロの住所)であるにもかかわらず「荷物が多いから左岸の料金です」と言われました。
クレジットカード払いの場合は、暗証番号を入力する前に表示されている金額に注意しましょう。急いでいる場合や車内が暗い場合でも、決済端末に表示されている料金に間違いないか、確認した上で決済することが大切です。
タクシー運転手との揉め事を最小限にするために私が行うのは、乗車前の事前確認です。料金、クレジットカード払いの可否など、空港のタクシー乗り場で確認して、もし内容に相違があり運転手との間で解決できない場合は、タクシー乗り場の係員に相談します。
一方で、旅行者側の認識違いもあります。間違えやすいのは、目的地がパリ市内ではないということ。パリ市外の場合は定額料金ではありません。そのため距離と時間によるメーターでの精算になります。
上記のようなことに気を付けていても、フランス語ができない、または英語しか話せない場合は、運転手との意思の疎通が難しい場合もあります。それゆえ単純な勘違いが、騙されている認識になってしまうこともあるかもしれません。
タクシー料金についての詳しくは、フランス政府やパリ空港公団(ADP)のウェブサイトなどにも載っています。こちらも併せてチェックしてみてください。
フランスでは疑問に思ったら口に出すことが必要とされます。言葉も文化も違う海外では、日本と比べて確認作業が格段に増えますが、それも一つの経験として楽しむという心持ちでいると、心のモヤモヤが少し軽くなるかもしれませんね。