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タイ北部の古都、チェンマイ。旧市街を囲む堀の内側には、何百年もの歴史を持つ寺院と、現代的な雰囲気を感じるカフェや施設が共存しています。
観光客でにぎわう通りから一本路地に入ると、空気の密度がふっと変わる瞬間があり、歩く速度が自然と落ちるチェンマイ旧市街。今回はチェンマイ門付近のおすすめ散策ルート上にある、3つのスポットをご紹介します。
最初に訪れたいのが、旧市街の路地奥にあるアート・クラフト・カルチャーセンター、カーム・ビレッジ(Kalm Village)です。
この施設は、建築、食、ワークショップ、展覧会といった多様な切り口を通して、昔ながらの知恵や技術を、次の世代へとつないでいくことを目指しています。
施設名に入っているKalm とは、タイ東北部イサーン地方の言葉で「村」を意味します。その名の通り、敷地に一歩足を踏み入れると、まるで地元の家を訪ねたかのような親しみやすさを感じられる空間が広がります。
ここの見どころは、タイ北部や周辺諸国のテキスタイル、伝統的な織物のコレクションです。山岳民族たちの緻密な手仕事が光る布地は、見ているだけで深い文化の歴史が伝わってきます。
中庭には、植物に囲まれた落ち着いた空間が広がります。施設内にはカフェもあり、お気に入りの本を広げたり、ぼーっと中庭を眺めたりするのに最適です。そして、意外と知られていないのが3 階のテラス。ここからは、チェンマイで最も格式高い寺院のひとつ「ワット・チェディルアン(Wat Chedi Luang)」の巨大な仏塔、チェディを望むことができます。古びたレンガが夕陽に照らされる姿は圧巻で、知る人ぞ知る絶好のフォトスポットになっています。
■カーム・ビレッジ(Kalm Village)
住所:14 Soi 4, Phrapokklao Rd. Muang Chiang Mai, Chiang Mai
電話番号:052-005-692 , 093-320-9809
アクセス:チェンマイ門から徒歩6分
営業時間:09:30~18:30
定休日:水曜日
URL:https://www.kalmvillage.com/
カーム・ビレッジで美しい手仕事に触れた後は、徒歩数分の距離にある寺院「ワット・パン・ウェーン(Wat Pan Whaen)」へ向かいます。ここは、チェンマイ伝統の木槌療法「トークセン(Tok Sen)」が体験できる場所として知られています。
トークセンは、チェンマイを中心としたタイ北部に古くから伝わる伝統療法のひとつです。一般的なタイ古式マッサージとは異なり、木製の道具を使って体に振動を与えるのが大きな特徴です。
境内のマッサージコーナーに近づくと、聞こえてくるのは「トントントン……」という規則正しくも心地よい音。雷の落ちた木で作られたと言われる木槌と杭を使い、体のエネルギーライン(セン)を叩いて振動を与えることで、指圧では届かない深部のコリをほぐしていきます。トークセンだけでなく、リーズナブルな価格でタイ古式マッサージやフットマッサージも受けられるので、町歩きで疲れた足を休めるには最高の場所です。
■ワット・パン・ウェーン(Wat Pan Whaen)
住所:50 Phra Pok Klao Rd Soi 4, Phra Sing, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai
電話番号:093-327-6259
アクセス:チェンマイ門から徒歩6 分
営業時間:9:00~18:00
入館料:無料
少し足を休めたくなったら、名前の通りキャロットケーキが絶品な「キャロット・コーヒー(Carrot coffee cnx)」がおすすめです。旧市街の路地に溶け込むように建つこのカフェは、在住者にも人気のカフェです。
看板メニューのキャロットケーキは、しっとりとした生地にほのかなスパイスの香りが広がります。コーヒーとの相性も良く、歩き疲れた体にちょうどいい甘さです。店内は2 階建てで、1 階には中庭を囲むように席が配置されています。時間を忘れさせてくれる落ち着いた空間で、自然と長居したくなります。2階は窓から柔らかな光が差し込み、時間帯によって雰囲気が変わるのも魅力です。コーヒーはエスプレッソ系からドリップまで種類が豊富で、ジュースなどのドリンクも揃っています。
■キャロット・コーヒー(Carrot coffee cnx)
住所:42/1, 42/2 42/3 Ratchamanka Rd Soi 7, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai
電話番号:062-256-9415
アクセス:チェンマイ門から徒歩7 分
営業時間:8:00~18:00
以上、古都チェンマイで筆者おすすめの心安らぐ3つのスポットをご紹介しました。チェンマイにお越しの際にはぜひ立ち寄ってみてください!