ワット・ポー
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旅行・観光の基本情報
タイの歩き方
タイは、東南アジアに位置する豊かな自然と歴史が息づく国だ。首都バンコクは高層ビルが立ち並ぶ一方、伝統的な寺院や市場がいたるところに点在し、古きよき文化と現代の活気が交差している。北部ではチェンマイなどの山岳地帯で自然と触れ合い、南部ではプーケットやクラビの美しいビーチでリゾート気分を楽しむことができる。タイ料理は世界的に有名で、屋台から高級レストランまで味覚を刺激する。気候は一年中温暖で、どの季節にも異なる楽しみが待っている。親しみやすいタイの人々、仏教を中心とした文化、そして多様な観光資源が、訪れる旅人を魅了し続ける。
タイにはたくさんの水上マーケットがある。例えばバンコク近郊のダムヌンサドゥアック水上マーケットでは、伝統的な木造のボートが運河を行き交い、地元の食材や工芸品がところ狭しと並ぶ。ボートに乗りながら、新鮮なフルーツやスパイス、手作りの土産物を買い求めるのも楽しみのひとつ。1日を通して暑いことが多いタイだが、早朝に訪れると、涼しい時間帯にのんびりと市場を楽しむことができる。観光客で賑わう時間帯とは異なる静けさと、ローカルな雰囲気を味わうのが醍醐味だ。
タイ全土、特にチェンマイなどの北部エリアでは象と触れ合う体験ができる。象と触れ合えば、すぐに象の優しさや賢さを間近で感じられるだろう。餌やり体験ではバナナやサトウキビを自分の手で渡したり、水浴び体験では象と一緒に川に入り、水をかけ合いながら象の体を掃除したりできる。また象に乗って森を歩けば、ゆったりとしたリズムで自然を堪能しながらリラックスすることができる。象とのふれあいは、ただのアクティビティを超えて象との深い絆を感じられる体験になる。
プーケットやクラビのビーチリゾートは、リラックスしたい旅行者に最適。ラグジュアリーなリゾートに滞在し、白砂のビーチで日光浴やシュノーケリングを楽しんだり、美しい海の中でカラフルな魚たちと泳いだりする体験はかけがえのない思い出になるはずだ。夕暮れ時には、サンセットクルーズに参加し、沈む夕陽を眺めながらロマンチックなひとときを過ごすのもおすすめ。
タイ料理の魅力はその独特な風味と香りにある。バンコクやチェンマイでは、地元のシェフが指導するクッキングクラスに参加し、自分で本格的なタイ料理を作る楽しさを味わえる。トムヤムクン、パッタイ、カオソーイなど、人気の料理を自分の手で作れば、きっと旅行が特別なものになるだろう。市場で新鮮な食材を選び、調理のコツを学ぶことで、帰国後もタイの味を再現できるスキルを身につけることができる。
バンコクでは、ワット・プラケオやワット・ポーなどの壮麗な寺院を訪れ、歴史と文化に触れることができる。これらの寺院は金色の仏像や美しい装飾で知られており、その荘厳な雰囲気に圧倒される。また、都会の喧騒から一歩離れ、ルンピニー公園でのんびりと過ごすのもいい。夜には、アジアティーク・ザ・リバーフロントでショッピングや食事を楽しみながら、チャオプラヤー川沿いの美しい夜景を堪能することができる。
タイ王国
約51万4000平方km
約7180万人
バンコク
仏教が約95%、イスラム教が約4%、その他キリスト教やヒンドゥー教など
タイ語
東京からバンコクまで直行便で約6時間
タイは1年を通じて暑く、主に3つの季節がある。11月から2月は乾季で、比較的過ごしやすい。3月から5月は暑季で、気温が40度を超えることも。6月から10月は雨季で、スコールが頻繁に降る。湿度も高いため、服装は軽装が基本だが、冷房が効いた場所ではカーディガンなどが役立つ。
以下は一般的な営業時間の目安。店舗により30分〜1時間前後の違いがある。
日本との時差は-2時間。タイではサマータイムは実施されていない。
タイでは仏教に関する祝日が多い。毎年日付が変わる祝日もあるので、訪れる際には最新の日付を確認すること。
タイではチップの習慣があり、サービスに対する感謝の意を示すために渡すことが多い。額は満足度やサービス内容によって異なる。
水道水は基本的に飲用不可。飲料には市販のミネラルウォーターを利用するのが一般的。炭酸入りと炭酸なしの両方があり、好みに応じて選べる。
ほとんどの商品に付加価値税(VAT)が7%かかっている。旅行者は手続きをすればこの税金の一部が戻ってくる。戻ってくるのは買い物で支払った税金であり、ホテル代や飲食代は還付されない。
バンコクなどの観光地ではスリや詐欺が多発している。特に人混みではバッグや貴重品を前に抱え、注意を怠らないこと。露店での詐欺やぼったくりにも注意が必要だ。信用できるタクシーや交通手段を利用し、不審な誘いには乗らないこと。
20歳未満の飲酒と喫煙は禁止。レンタカーを借りる際は通常21歳以上で、クレジットカードの提示が必要。身分証明書の提示が求められる場合も多い。
タイではメートル法が一般的に使われており、日本と同様に長さはメートル、重さはグラム、液体はリットルで表記される。
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