【2022年9月 ウズベキスタン 旅の最新情報】入国規制なしのウズベキスタンを起点に中央アジアの旅を

ウズベキスタンは2022年6月に、入国に関するすべての規制を撤廃。日本からのウズベキスタン航空直航便も運航再開しており、アクセスもしやすくなっています。またウズベキスタン同様にビザなし渡航が可能な、近隣のカザフスタン、キルギスも入国時の規制が撤廃されています。今、ウズベキスタンを起点とした中央アジア旅行がしやすくなっています。
ウズベキスタンのコロナ感染状況

ウズベキスタンは2022年1月に新型コロナ感染者数のピークを迎え、その後感染者は急減。2022年9月現在1週間平均で10人ほどしか感染者が出ていません。感染者が少ないこともあり、ワクチン接種もそれほど進んでおらず、現在2回以上の接種者は人口当たり50%弱となっています。また2022年3月からマスク着用義務も撤廃(病院、高齢者施設などは除く)。町でマスク着用者を見かけることも希になっているほど、コロナ禍前の日常を取り戻しています。
ウズベキスタンへの入国

コロナ禍前とまったく同じ。日本人はウズベキスタン滞在日数+3ヵ月の残存期間があるパスポートを所持していれば、30日以内の滞在に限り観光、ビジネスともにビザ不要です。
日本~ウズベキスタンを結ぶウズベキスタン航空のフライトは、2022年9月現在、成田毎週金曜11:00発・同日タシケント16:10着、タシケント毎週木曜22:05発・成田金曜09:40着となっています。
ウズベキスタンからカザフスタン、キリギスへ

2022年9月13日ウズベキスタンの首都タシケントから、カザフスタンの首都ヌルスルタンへウズベキスタン航空が、第2の都市アルマティへウズベキスタン航空とエアアスタナが、キルギスの首都ビシュケクへウズベキスタン航空のフライトがあります。またタシケントからカザフスタンのシムケントへ向かう陸路の国境、カザフスタンのアルマティからキリギスのビシュケクへ向かう陸路の国境ともオープンしており、ほぼコロナ禍前と同様にこの3ヵ国は旅が楽しめます。
ウズベキスタン→日本への再入国

2022年9月現在ウズベキスタンは、日本の水際対策における区分で「黄区分」指定です(コロナ感染者がひじょうに少ないので、早急に「青区分」にしてほしいものです)。
そのためワクチン3回接種証明書があれば、帰国前PCR検査不要、帰国後の行動制限も不要となります。ワクチン3回接種証明書なしの場合(ワクチン未接種も含む)、日本帰国便出発前72時間以内のPCR検査陰性証明書(日本国指定書式もしくはそれに準ずるもの)が必要で、帰国後も3日間自主隔離+自主検査陰性証明、もしくは5日間の自主隔離が必要となります。
なお帰国時の空港での検疫手続きをスムーズにできるファストトラックを利用するため、MySOSアプリに日本帰国前6時間以内に必要情報を登録しておきましょう。パスポート情報、フライト情報の他、ワクチン3回接種証明書所持者はその画像、ワクチン証明書がない場合はPCR検査陰性証明書の画像を登録することになります。
●ファストトラックについて(厚生労働省ホームページ)
URL: https://www.hco.mhlw.go.jp/fasttrack/
[2023年3月追記]
MySOSの取り扱いは、2023年1月13日をもって終了しました。日本入国のための検疫手続き(ファストトラック)は「Visit Japan Web」をご利用ください。
・URL: https://www.hco.mhlw.go.jp/
旅のバイブル「地球の歩き方」ガイドブック
中央アジアの5カ国(ウズベキスタン、カザフスタン、キルギス、トルクメニスタン、タジキスタン)の旅行ガイドブック。世界遺産のサマルカンドやブハラなど、シルクロードの交易で繁栄したオアシス都市が点在する中央アジアの国々。壮大な建築物やエキゾチックな文化など、ロマン溢れる旅へと誘います。
※当記事は、2022年9月20日現在のものです
TEXT: 『地球の歩き方ガイドブックD15 中央アジア』編集担当 伊藤 伸平
PHOTO: 伊藤 伸平 /iStock
〈地球の歩き方編集室よりお願い〉
2022年9月20日現在、国によってはいまだ観光目的の渡航が難しい状況です。『地球の歩き方 ニュース&レポート』では、近い将来に旅したい場所として世界の観光記事を発信しています。渡航についての最新情報は下記などを参考に必ず各自でご確認ください。
◎外務省海外安全ホームページ
・URL: https://www.anzen.mofa.go.jp/index.html
◎厚生労働省:新型コロナウイルス感染症について
・URL: https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164708_00001.html
旅したい場所の情報を入手して準備をととのえ、新型コロナウイルス収束後はぜひお出かけください。安心して旅に出られる日が一日も早く来ることを心より願っています。
≫≫≫(関連記事)
各国の海外旅行最新事情はこちら

筆者
地球の歩き方書籍編集部
1979年創刊の国内外ガイドブック『地球の歩き方』の書籍編集チームです。ガイドブック制作の過程で得た旅の最新情報・お役立ち情報をお届けします。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。