紅葉も楽しみ。ウイスキーも景観も楽しめるニッカウヰスキー余市蒸留所
2014年9月29日放送開始のNHK連続テレビ小説
「マッサン」の舞台・ロケ地「ニッカウヰスキー余市蒸留所」では、
今週から秋のウィスキー蒸留作業が始まったそうです。
余市蒸留所では、工場見学や敷地内の散策、ウイスキーの試飲などができます。
敷地は結構広く、気候がよければ自由見学でのんびり周っても楽しいです。
原酒直売所では、原酒の香りを楽しめます。
熟成年数の違いにより、かなり異なるそれぞれの香り。
熟成が進むごとに香りに粗さがなくなっていくようです。
香りだけでも十分楽しめます!
香りをかぎ、スタッフの方の説明を聞いていると、ウイスキーに詳しくなれた気が…。
NHK連ドラのモデルになったニッカウヰスキー創業者、
竹鶴政孝と妻・リタが住んでいた「旧竹鶴邸」。
当時、ふたりが使用していた食器などともに家の中を見学できます。
ステンドグラスが印象的。
乾燥塔などの赤い屋根がきれいです。
雪の中では、さらに赤い屋根が異国情緒たっぷりに映えますね。
リタハウス(旧・研究所)。
こちらは、以前使っていた事務所。
右手奥には、金庫が見えます。
敷地内の庭園をはじめ、あちこちに見られる樹木がきれいです。
赤い屋根の工場レプリカと7月のラベンダー。
北海道ではよくみられるナナカマドやハマナスの実が色づいています。
ハマナスは、おそらく今年最後の花が残っていました。
銀杏が早くも色づき始めています。
写真(下)は、エゾノコリンゴ(サンナシ)。
ウイスキーの試飲会場。
入り口に「ハンドルキーパー」のステッカーがあり、
ドライバーさんは、自己申告でこれを貼ります。
シングルモルト余市10年・鶴17年・アップルワインを各1杯ずつ試飲できます。
ハンドルキーパー(ドライバー)さん用は、余市町名物のりんご100%ジュース
「りんごのほっぺ」かウーロン茶が飲めます!
今回は、1杯だけいただきました。
アップルワインをハイボール風に!
香り高く、とってもおいしいです。
会場内のおつまみ売場で購入したウイスキーチョコレートと一緒に。
試飲を堪能した後は、隣接するショップ「NORTH LAND」へ。
ウイスキーはもちろん、雑貨やネクタイなども売っています。
今回は、かけ足で見て周りましたが、
このほかにウイスキー博物館やレストランもあります。
じっくり見学しても、雰囲気を味わうだけでも楽しめるスポットです。
これからの季節は紅葉や雪景色もよいですね。
なお、世界でも珍しいといわれる蒸留方法「石炭直火炊き蒸溜」が
10月は10/1~10/9、10/14~10/31に見学可能だそうです。
詳細は、同社ホームページで確認してください。
【ニッカウヰスキー余市蒸留所】
北海道余市郡余市町黒川町7-6
TEL: 0135-23-3131
営業時間: 9:00~17:00
定休日: 年末年始以外無休
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アクセス
バスで「小樽駅前バスターミナル」より倶知安・岩内・美国・余別・余市梅川車庫行き乗車、「余市駅前」停留所下車(所要時間約35分)、徒歩約2~3分。発車間隔約10~20分。
電車で「JR札幌駅」より「JR余市駅」まで約1時間強、「JR小樽駅」より「JR余市駅」まで約30分。「JR余市駅」より徒歩約2~3分。
車で札幌より札樽自動車経由・小樽より国道5号線を西に約50km(札幌からの所要時間約1時間30分、小樽から約30分)、
余市町「大川十字街」交差点で左折し約600m程進んだ「余市駅前交差点」右折後すぐ。
※電車は本数が少ないので、ウイスキーの試飲をするならバスの利用がオススメ。
筆者
北海道特派員
市之宮 直子
小樽生まれ、江別育ち、札幌在住のフォトライター。三度の飯より北海道を撮ることが好きな道産子北海道Loverです。
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