剣豪・宮本武蔵が歩いた、一乗寺・八大神社。
一乗寺の八大神社に奉られている、剣豪・宮本武蔵を訪ねて行きました。
一乗寺から八大神社に向かう所には、武蔵が吉岡一門と決闘した場所があります。
ここで1604年、一乗寺の決闘が行われました。
決闘の場所から八大神社へと向いました。
詩仙堂の前を通り、すぐ横が八大神社。
参道には中村錦之助さんの名作、
宮本武蔵のポスターが並んでいます。
中村錦之助さん演じる宮本武蔵の映画は5部作。
中でも一乗寺の決闘は、シリーズの一番人気です。
僕は子供の頃、故郷の公民館で見た記憶があります。
たった一人で、沢山の人を相手に立ち向かって行く武蔵に、
勇気と感動を頂いた様な・・・・・記憶が残っています。
境内に入りました。
宮本 武蔵(1584-1645年)は、江戸時代初期の剣豪で
兵法家そして書画家としても優秀な人だったそうです。
武蔵は、生涯で60以上真剣勝負して敗れなかったと言われています。
一乗寺の決闘に至る経緯は・・・
21歳の武蔵は、京都の名門・吉岡道場で試合し門弟6人を倒し
当主の清十郎、弟の伝七郎をも倒しました。
面目をつぶされた吉岡一門は、清十郎の子、幼い又七郎を名目人に立て、
弓、鉄砲も携えた70人以上の門弟たちで遺恨試合に臨んだのが
1604年の「京都一乗寺下り松の決闘」でした。
武蔵は、詩仙堂がある裏山から山道を一気に駆け下り、
名目人を斬り、混乱する吉岡一門を倒しながら去ったそうです。
吉川英治さんの著書「宮本武蔵」では、
「さむらいの味方は他力ではない。死こそ常常の味方である。
さむらいの道には、たのむ神などない」
と書かれてあり、一人で多勢に勝った武蔵の姿が描かれていました。
宮本武蔵。
敵の裏をかいてでも勝負には決して負けない、卓越した剣豪であったことは間違いがありません。
普段、お寺回りが多い僕のブログですが、八大神社にお参りして
剣豪の心意気を頂きました。
《八大神社》
○ 所 京都市左京区一乗寺松原町1
○ アクセス JR京都駅から5系統の市バス「一乗寺下り松」徒歩7分。
○ 拝観 無料
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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