秋を感じる神無月の詩仙堂。
10月(神無月)半ばの詩仙堂。
秋は静かに進んでいます。
詩仙堂は、徳川家康の家臣・石川丈山が、隠棲のため建立した山荘に始まり、現在は禅寺。
中国の詩仙36人の肖像を狩野探幽に描かせ、丈山自らが詩を書いて掲げた
“詩仙の間”を中心にしていることから「詩仙堂」と称されています。
静寂の中に“コトン”と、響く鹿おどしの音。
「鹿おどし」は,丈山発案と言われています。
詩仙堂の庭園は、京都でも屈指の美しさで、
手入れされた庭園には、10月の植物に彩られています。
前回訪問したのは、六月の梅雨の時でした。
季節は進んで、今は秋。
庭園にはフジバカマやススキ等、秋の世界です。
詩仙堂には、有名な建物や仏像はありませんが、
京都観光で、人気のお寺です。
それは、詩仙の間からの景色や、季節の花が咲く庭園など
ここにしか見れない世界が、あるからでしょうね。
神無月の庭園には、赤い実の千両や万両や水引草。
ムラサキシキブも見えました。
書院に座って、ただ 眺める・・・・
庭園を、ゆっくり歩く・・・・・
それだけで、心が緩やかに和んで来ます。
こちらは、ホトトギス。
残月軒から見えるススキ。
神無月の詩仙堂。
静かな秋景色が広がっています
《詩仙堂》
○ 住所 京都市左京区一乗寺門口町27
○ 拝観料 500円○ 拝観時間 午前9時~午後5時
○ アクセス JR京都駅より市バス5系統「一乗寺下り松町」下車、徒歩10分
叡山電車「一乗寺駅」下車、徒歩15分
○ 駐車場 なし(但し、近くに有料駐車場あり、30台程度)
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
【記載内容について】
「地球の歩き方」ホームページに掲載されている情報は、ご利用の際の状況に適しているか、すべて利用者ご自身の責任で判断していただいたうえでご活用ください。
掲載情報は、できるだけ最新で正確なものを掲載するように努めています。しかし、取材後・掲載後に現地の規則や手続きなど各種情報が変更されることがあります。また解釈に見解の相違が生じることもあります。
本ホームページを利用して生じた損失や不都合などについて、弊社は一切責任を負わないものとします。
※情報修正・更新依頼はこちら
【リンク先の情報について】
「地球の歩き方」ホームページから他のウェブサイトなどへリンクをしている場合があります。
リンク先のコンテンツ情報は弊社が運営管理しているものではありません。
ご利用の際は、すべて利用者ご自身の責任で判断したうえでご活用ください。
弊社では情報の信頼性、その利用によって生じた損失や不都合などについて、一切責任を負わないものとします。