今熊野観音から東福寺への道。
今熊野観音から東福寺までを歩いてみました。
朱塗りの鳥居橋を渡ると、今熊野観音。
今熊野観音は、泉涌寺の塔頭の1つです。
境内からは、多宝塔が見えました。
この辺りは、山間部ですから朝晩冷え込みます。
これからの冷え込みで木々の紅葉が進んで来ます。
今熊野観音から、坂道を上ると泉涌寺(せんにゅうじ)。
東山三十六峰の南端「月輪山」の麓にあります。
本堂へは、山門を入り緩やかな坂道を下って行きます。
泉涌寺は、戦後まで700年以上も門を閉ざしていたため、時流に流されない
凛とした時間が流れています。
泉涌寺前から雲龍院の前を過ぎると、孝明天皇後月輪東山陵。
山道を降り、住宅街を抜けると東福寺の寺域に入ります。
東福僧堂。
ここで僧侶の方が修行をされるそうです。
東福寺・臥雲橋(がうんきょう)に着きました。
東福寺のもみじ広がる渓谷には、3つの橋があります。
「東福寺三名橋」と呼ばれ、上流から
偃月橋(えんげつきょう)・通天橋(つうてんきょう)・臥雲橋(がうんきょう)です。
三つの橋は、今や東福寺の紅葉を鑑賞する特等席の様になっていますが、
そもそもは、谷を上り降りして上の開山堂へ向かう修行僧を助ける為に架けられたものだそうです。
東福寺の楓の中には、宋から伝わった「通天モミジ」と呼ばれる
三葉楓(葉先が3つにわかれている)もあります。
臥雲橋から見る、通天橋の眺め。
来月の今頃は、紅葉観光の人で溢れるでしょうね。
今熊野観音から東福寺の秋景色でした。
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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