「大魔神」が建つキネマストリート。
右京区・太秦の大映通り商店街を歩くと、何か大きなモノが見えます。
おおっ。
それは、大魔神。
所は、スーパーにっさんクオレ太秦店の前。
太秦と言いますと太秦映画村が有名ですが、大魔神の建つ大映通り商店街は
太秦広隆寺から帷子ノ辻に至る全長約700mの商店街で
キネマストリート”の名でも親しまれています。
昭和初期,"日本のハリウッド"と言われた右京区の太秦。
その当時、太秦エリアには幾つもの撮影所がありました。
1 阪妻プロ太秦撮影所(1926-1930)
2 松竹太秦撮影所(1930)
3 帝キネ太秦撮影所(1930-1931)
4 新興キネマ太秦撮影所(1931-1942)
5 大映京都第二撮影所(1942-1947)
6 東横映画撮影所(1947-1951)
7 東映京都撮影所(1951-現在)
大魔神は、かつての大映京都撮影所で1966年に制作されています。
ここに建っている大魔神像の高さは約5メートル。重量約1トン。
イベント用に地元の美術会社により製作され、1999年以来、倉庫に眠っていた大魔神像を
「キネマのまち太秦のシンボルに」にと修復され、
大映通り商店街の顔として2013年より建ち続けています。
映画「大魔神シリーズ」は「大魔神」「大魔神怒る」「大魔神逆襲」の3作からなり、
3作とも1966年に大映京都撮影所で製作され、時代劇と特撮を巧みに融合させた映画でした。
海外では「MAJIN」のキャラクターで知られています。
ちなみに、大きな足のサイズは72㎝です。
《大映通り商店街》
〇アクセス 京福電鉄 嵐山線太秦広隆寺駅 下車すぐ
帷子ノ辻駅 下車徒歩1分。
JR西日本 嵯峨野線(山陰本線)太秦駅 下車徒歩10分
〇大映通り商店街HP
http://kinemastreet.com/
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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