白川「祇園をよぎる桜月夜」
今週は天気の良い日が続いています。
桜を眺めながら木屋町から祇園白川へと歩きました。
木屋町通には、二条(二条通)から五条(五条通)まで高瀬川沿いに
染井吉野など約320本の桜の木があり、桜の咲く期間はライトアップされています。
どんぐり橋から鴨川の眺め。
川べりの桜も満開です。
南座前を通って祇園白川に入りました。
祇園白川には染井吉野・枝垂桜・山桜・里桜があり、
3月下旬頃から4月上旬頃に見ごろを迎えます。
見上げると桜は満開。
白川沿いには、祇園をこよなく愛した明治の伯爵歌人、
吉井勇の歌碑があります。
「かにかくに
祇園はこひし 寝るときも
枕の下を 水のながるる」 (吉井勇)
桜の中に月が見えました。
かつて、歌人・吉井さんも祇園の月を眺めておられたのでしょうか。
続いて、明治の歌姫・与謝野晶子の句。
「清水へ 祇園をよぎる 桜月夜 こよひ逢ふ人 みな美しき」 与謝野晶子。
宵月夜の祇園界隈の桜景色が伝わって来ます。
祇園から清水へと夜桜見物に出かけ、夜空に浮かぶ月を愛でながら
詠まれたのでしょうね。
祇園白川の桜は満開です。
《祇園白川》アクセス
〇アクセス 京阪祇園四条駅、阪急河原町駅から徒歩5~6分。
〇散策自由
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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