「龍安寺」睡蓮が見頃です
九月初めの龍安寺(りょうあんじ)。
漢字では、竜安寺とも書きますが、龍安寺が正式名称です。
≪龍安寺の歴史≫
龍安寺は、臨済宗妙心寺派の禅寺です。
歴史は、宝徳2年(1450年)に 禅寺として始まりました。
龍安寺の敷地面積は広くて、総面積は約50万平方メートル(15万坪)。
東京ドームの10.7個分です。
案内板の中央上部に有名な石庭があり、下部には鏡容池(きょうようち)があります。
広大な回遊式庭園では、春は桜。秋は紅葉。
この時期の鏡容池では睡蓮が見頃を迎えています。
緑美しい参道を方丈(本堂)へと向かいます。
≪禅の世界広がるロックガーデン≫
方丈(本堂)に入りました。
龍安寺は、1975年に英国のエリザベス女王が訪問された時、石庭を絶賛された事から
日本国内にとどまらず、世界的にも「ロックガーデン」として一躍有名になりました。
以来、「龍安寺といえば石庭」と言われますが
元々は、石庭よりも庭園の方が有名だったそうです。
龍安寺の石庭の歴史は、応仁の乱でお寺が焼失した後、
1499年に方丈を再建した際に石庭も築造されたと言われています。
しかし、その作られた理由や作庭者もわかっていないことから、さまざまな謎や憶測が生まれ、
それが今でも多くの人を魅了する要素の一つになっています。
龍安寺の石庭のスタイルは、水を使わず山や川を表現する「枯山水」(かれさんすい)。
約75坪の長方形の枯山水庭園を前に、心を静め自然や世界や宇宙を想像する
イマジネーションの世界は、禅の美徳ともされています。
広大な回遊式庭園を巡り、再び鏡容池(きょうようち)です。
鏡容池は京都屈指の睡蓮の名所です。
≪龍安寺≫
〇所 京都市右京区龍安寺御陵下町13
〇拝観時間 8:00- 17:00
〇拝観料 大人・高校生 500円 小・中学生 300円
〇アクセス
京福電車 竜安寺下車 徒歩約7分/市バス・JRバス 竜安寺下車 徒歩約1分
〇駐車場 石庭拝観者に限り1時間無料
筆者
京都特派員
Akio
京都は平安京の頃から、今に至るまで様々な歴史が残っている町。歴史と季節を訪ねながら京都特派員ブログを、綴って行ければと思います。
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