サンフランシスコぶらりブルワリー巡りソーマ&チェースセンター

公開日 : 2023年03月31日
最終更新 :

とんでもない嵐がベイエリアを襲い、いつも利用していたバス停のミモザの大木が根こそぎ倒れてしまい、歩道はめくれ上がり通ることができなくなってしまいました。バス停は一時的移動を余儀なくされてしまっています。大変な嵐でした。

しかし晴れた日の空は、春が本格的になってきたように感じます。ウォーキングも楽しくなってきました。その際、ぷらっと立ち寄ったブルワリー2軒。これからビールが美味しくなる季節に向かい覚え書的にご紹介します。

都市型ブルワリー”ブラックハマー”家飲み用缶ビールも充実

実はオープン前だった(恥ずかし)
実はオープン前だった(恥ずかし)

先ずは一軒め、ソーマ地区ブライアント通りにある都市型ブルワリー『ブラックハマーブルーイング(Black Hammer Brewing)』です。名前の由来は共同経営者のハマー(Hammer)さんとバーニングマンの象徴的な町ブラックロックシティ(Black Rock City)を掛け合わせたのだそうです。

*バーニングマンとは:8月最終日曜〜レイバーディーに、ネバダ州のブラックロック砂漠に集まり、巨大な人形を作り、町を作り共同生活をするイベント。町の名前はブラックロックシティ。最後に巨大人形も燃やしてイベント終了。それぞれの生活に戻っていきます。2023年は8月27日〜9月4日開催

期間限定含めて11種類
期間限定含めて11種類

大きな窓はドーンと開放!ドアも開いていたので入りましたら、まだ開店準備中だったようでした。普通、開店時間まで待ってと言われてしまうのがオチですが、ビールだけならカウンターに座ってるだけだし、フードはできないけど座ってと言ってくれました。すごく親切なスタッフさんでした(このお店スタッフの評判めちゃくちゃいいと後で分かった)

持ち帰り用の缶ビールもあり、ラベルがアーティスティックで個性的です。ビールを飲んでる間、家飲み用に何人か買いにきていました。また店内はローカルのアーティストさんの作品も展示販売していました。開店前で他にお客さんがいないとは言え、さすがに12時前の一杯のビール、なんかまったりしてしまいました。

Thaiのイメージで作ったベルギーエール
Thaiのイメージで作ったベルギーエール

チョイスしたのが、レモングラス、ライム、コブみかんの葉っぱ、チリ、ココナッツ、シトラスを副原料に使っていて、タイランド・インスパイアーベルギーエールのトムカー(Tom Khaフルサイズ9ドル/ハーフ4.5ドル)ハーブの香りが高く、多分ランチタイムにぴったりの一杯だと思いました。

テイステイングは、4種類で20ドル。あとの追加は一杯4〜5ドルです。
グルテンフリーへのこだわりや、人気の”ハードセルツアー”も醸造しています。

*ハードセルツアーとは:アルコール入り炭酸水。ビールより低カロリー低アルコールで飲みやすく、健康志向の方には人気の飲み物

<お店情報>
【Black Hammer brewing Company】
住所:544 Bryant St, San Francisco, CA 94107
電話: 1-628-222-4664
オープン時間:毎日12:00〜/月〜木〜22:00 金土〜23:00 日〜21:00
ホッピーアワー(ハッピーアワー):平日16:00〜17:00($2オフハーフリットル・$3オフフルリットル)
ホームページこちら

*カストロ地区にあるビィルコメン(Willkommen)にも「いらっしゃいませぇ〜」^ ^

チェースセンター隣接NBAイベント前にちょいと一杯”ハーモニック”

パティオもあり!
パティオもあり!

続いて、バスケットボールNBA観戦前に寄ることもできる『ハーモニックブルーイング(Harmonic Brewing)』です。全面ガラス張りで室内にいても屋外と一体化し湾を眺めて飲んでる感じいとても開放的です。普段は月・火曜日はお休みですが、チェースセンターでイベントがある時はオープンしていますのでご安心ください。

この日はウォリアーズのゲームがあり、この後行列ができました
この日はウォリアーズのゲームがあり、この後行列ができました

夕方より少し早くに寄ったので広々してますが、この日はウォリアーズのゲームがあり、5時頃にほぼ満席となりました。HDTVがあるので、ここでテレビ観戦しながらビールを飲んでいる人もいました。

店内どこからもテレビがちゃんとみえるので、特に場所取りの心配もありません。

シンプルで衛生的なビールサーバー
シンプルで衛生的なビールサーバー

ビールメニューに、原料のホップ名が書いてあります。最初は難しいかもしれませんが、ホップの微妙な違いが分かってくると、さらにビールは楽しくなっていきます。私も勉強中です。

ナチョス10ドル
ナチョス10ドル

フードはチーズプレート($24)以外は、比較的値段も手頃で軽くつまめるものが多く。タップビール(ディスペンサーから注ぐ)も10ドル〜。この日は、ジューシーIPA(You Love to "C" it)とウエストコーストIPA(Unknown Felon)を飲み比べてみました。ジューシーIPAは苦味が柔らかく口当たりが優しい。またウエストコーストIPAは、クリーンでクリスピーなIPAらしさを感じました。

ラガービールの好きな方は、アメリカンラガー、ドイツラガーの飲み比べも楽しそうです。

<お店情報>
【Harmonic Brewing Thrive City at Chase Center】
住所: 7 Warriors Way Suite 206, San Francisco, CA 94158
電話: 415-966-7128
オープン時間:水木16:00〜22:00、金15:00〜22:00、土12:00〜22:00、日12:00〜20:00、
*チェースセンターのイベント前後オープン*
休日:イベントのない月・火
スライブシティーチェースセンター店

↓こちらは、醸造所もあります↓
ドッグパッチマザーシップ・ブルワリー/タップルーム

今回ご紹介した2軒は、サンフランシスコ市内で気軽に行けるタップルームとしても紹介される事が多い場所です。実はまだ行った事がなかったので、ウォーキングがてら行ってみました。両店ともビールの鮮度は当然ですが、タップルームは開放的でスタッフもフレンドリーです。今度はついでじゃなくて、ゆっくりといろんな種類をじっくりと味わってみたくなるお店でした。

機会があれば是非いらしてみてくださいね。
Cheers!

筆者

アメリカ・カリフォルニア州特派員

美丸(Mimaru)

サンフランシスコ在住ビアジャーナリスト。全米のクラフトビール探求の日々、訪問したブルワリー、タップルーム情報は随時投稿。

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