1900年代美術館

王宮に隣接するアレンガリオ宮に、ミラノ市に寄贈されたおもにイタリアの20世紀絵画・彫刻を中心に展示。さほど広くないが、時代ごとの傑作が見やすくレイアウトされ、また、戦後の復興とともに活発となったミラノの芸術活動の変遷や当時の芸術的嗜好を知るのに最適な場だ。Livello 0にはG.ペッリッツァの『第4階級』。Livello 1には近代を代表する画家の傑作が集まり、ピカソ『裸婦』Femmenue、モジリアーニ『ポールの肖像』Ritratto di Paul、ボッチョーニの彫刻『空間における連続性の唯一の形態』Forme uniche della continuitànello spazio、モランディなど。Loggiaにはデ・キリコの絵画と彫刻。Livello 2はマルティーニをはじめ、ミラノを中心に活躍した画家たちと、マリーノ・マリーニ。Livello 3は、20世紀のイタリアのモダンアートを代表するルーチョ・フォンターナを展示。