タイの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

タイは熱帯に位置し、年間を通じて高温の気候が特徴です。本記事では、タイでのおすすめの服装と、季節ごとの気候についてご紹介します。

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タイの気候の特徴

タイは熱帯に位置し、年間を通じて高温ですが、地域によって気候が異なります。季節は主に雨季、乾季、暑季(タイ気象局の分類では雨季、寒季、夏季)の3つに分けられます。

雨季(5月中旬〜10月中旬)

毎日厚い雲に覆われ、雨が降ったりやんだりします。気温は暑季よりも少し下がりますが、豪雨や冠水が頻繁に発生します。バンコクの一部道路は水はけが悪く、雨が降ると冠水することがあります。移動時にはタクシーや電車を利用し、急ぎでない場合はカフェなどで待機することをおすすめします。

乾季(10月中旬〜2月中旬)

空気が乾燥し、晴天が続きます。気温も比較的低く、朝晩は肌寒く感じることもあります。この時期は旅行に最も適した、ベストシーズンです。

暑季(2月中旬〜5月中旬)

気温と湿度が上昇し、夜も気温が下がりません。4月中旬にはソンクラーン(タイの正月)があり、雨季の到来を告げます。

タイの年間気温と降水量

バンコクと東京の年間気温を比較

バンコクと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

タイでの服装のポイント

基本スタイル

薄手の長ズボンや襟付きシャツを選び、涼しく身軽でありながら礼儀を重んじるスタイルが望ましいです。半ズボンやTシャツでも出かけられますが、寺院に入れないなど制限があることもあります。

エアコン対策

高級ホテルやショッピングセンターではエアコンが強く効いているため、薄手のカーディガンやジャケットを持参すると安心です。

地域ごとの服装のポイント

バンコクやプーケット

日本の夏を意識した服装が良いでしょう。

チェンマイ

日本の夏をイメージした服装で問題ありませんが、朝晩は冷え込むことがあります。パーカーやストール、ウィンドブレーカーを持っていると便利です。

まとめ

タイを訪れる際は、季節ごとの気候を考慮した服装選びが重要です。雨季、乾季、暑季それぞれの特徴を理解し、快適なタイ旅行を楽しんでくださいね。

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