台湾の気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

台湾は温暖な気候と独特な季節感を持つ魅力的な旅行先です。本記事では、台湾の気候の特徴とおすすめの服装について解説します。

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台湾の気候の特徴

台湾は1年を通して温暖で、北回帰線が本島の中央を横切っています。このため、北部は亜熱帯、南部は熱帯に分類されます。台湾にははっきりとした四季はなく、長い夏と短い冬があります。また、夏から秋にかけては台風が多く通過します。

3~5 月は朝晩の気温差が大きい

朝晩の気温差が大きく、晴れると日中は暑く感じます。

6~9 月は暑くスコールや台湾が多発

湿度が高く、非常に暑いです。外出時には日射病や紫外線対策が必須です。室内は冷房が効いているため、寒さを感じることもあります。スコールや台風も多発します。

10~11月は日中だと暑い

朝晩は涼しく、日中はまだ暑い日が続きます。

12~2月は気温のわりに寒い

日本ほどではありませんが、気温の割に寒く感じることがあります。特に真冬の一時期は寒波が襲い、日本と同じくらい寒くなることもあります。北部や東部では雨が多く、南部は比較的温暖です。

台湾の年間気温と降水量

台北と東京の年間気温を比較

台北と東京の年間降水量を比較

出典:交通部中央氣象署ホームページ(https://www.cwa.gov.tw/)を加工して台北のグラフを作成、 気象庁ホームページ(https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工して東京のグラフ作成

台湾での服装

夏は通気性の良い服装がおすすめ

北部・南部ともに、Tシャツに通気性の良い薄手のズボン、歩きやすい靴が適しています。

冬は羽織れるものを

基本的には薄手のコートが必要ですが、高雄などの南部では、晴れた日中はTシャツ1枚でも過ごせます。ただし、夜や雨の日は肌寒くなるため、羽織るものを持っていると安心です。

屋内でのエアコン対策

台湾では、レストランや博物館、鉄道、長距離バスなどの屋内はエアコンが強めに効いていることが多いため、夏でも長袖の服やストールを持っていると便利です。

晴雨兼用の折りたたみ傘

台湾は比較的雨が多く、晴れた日には日差しが強烈です。晴雨兼用の折りたたみ傘があると重宝しますが、現地でも購入可能です。

まとめ

台湾の気候は年間を通じて温暖ですが、エアコンの効いた室内や変わりやすい天候に備えましょう。適切な服装を選び、快適な旅を楽しんでくださいね。

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