スリランカの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

地球の歩き方編集室

更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

スリランカは、美しいビーチ、緑豊かな山々、豊かな文化遺産が魅力の小さな島国です。本記事では、スリランカの気候と服装について解説します。

AD

スリランカの気候の特徴

スリランカの気候は主に南・西部と北・東部に分かれます。

南・西部は雨季のスコールに注意

雨季は4~6月と10~11月で、乾季は 12~3月です。雨季にはモンスーンの影響で、1日に数回スコールが降ることがあります。特にキャンディなどの高地では、12月まで雨が続くことがあります。年間の降水量は南西海岸が多く、コロンボの平均気温は約27℃ですが、ヌワラ・エリヤなどの高原地帯では約16℃と涼しいです。

北・東部は南・西部より雨が少ない

雨季は10~3月で、乾季は5~9月です。南・西部よりも乾燥しており、雨が少ないです。平均気温は約30℃近くと高く、気温の変化も大きいです。

スリランカの年間気温と降水量

コロンボと東京の年間気温を比較

コロンボと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

スリランカの服装のポイント

スリランカでは基本的に通年半袖で過ごせますが、朝晩は冷え込むため、対策が必要です。

高地や登山では長袖を

高地を訪れる場合は薄手のセーターやトレーナーを用意しておくと良いでしょう。また、スリー・パーダ登山を考えている方は、ウインドブレーカーやセーターが役立ちます。

高級ホテルやレストランではスマートカジュアル

スリランカには厳格なドレスコードはありませんが、高級ホテルやレストランではスマートカジュアルな服装が求められます。男性は襟付きシャツと折り目のついたパンツ、女性はワンピースなどが適しています。

宗教施設での注意

仏教寺院やモスクを訪れる際には、服装に注意が必要です。ノースリーブや短パンでは入れない寺院が多く、靴下を着用して訪れることをおすすめします。寺院の入り口では靴を脱ぐことが多く、熱い地面を素足で歩くことになるためです。

まとめ

スリランカの気候は地域によって異なります。適切な服装を準備して、文化にも敬意を払った旅行を楽しんでくださいね。

トップへ戻る

TOP