カザフスタンの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

多様な気候を持つカザフスタン。訪れる際には、季節ごとの服装や文化的な配慮が重要です。本記事では、カザフスタンの気候と、宗教的な場所での注意点を含めた服装について解説します。

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カザフスタンの気候の特徴

カザフスタンは大陸性気候に属しており、地域によって気候に大きな差があります。

アルマティの気候

特にアルマティは天山山脈に近く、標高700~900mに位置しています。夏は非常に暑く、冬はかなり寒くなります。

カザフスタンの年間気温と降水量

アスタナと東京の年間気温を比較

アスタナと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

カザフスタンの服装のポイント

夏は日差し対策

夏:は強い日差しが特徴ですので、帽子とサングラスは必需品です。また、黒などの熱を吸収しやすい色の服は避けた方が良いでしょう。

春と秋は重ね着

春と秋は天候が不安定で、急に寒くなることもあります。雨が降ることもあるため、カーディガンなどの重ね着ができる服装がおすすめです。

冬は防寒具が必要

冬は非常に寒いため、しっかりとした防寒対策が必要です。防寒用のコート、帽子、手袋、マフラーを用意しておくと安心です。

見た目で判断されることも

カザフスタンでは、外見、特に服装によって人を判断する傾向があります。ラフな格好をしていると、警官に職務質問を受ける可能性が高くなります。

ドレスコードが設けられていることも

最近では、都市部のおしゃれなレストランやバーでドレスコードが設けられていることもあります。サンダルやスニーカー、短パンなどの服装では入場を断られることがあるため、襟付きシャツやジャケットを持参することをおすすめします。

宗教的な場所での注意

カザフスタンはイスラームの国ですが、他のイスラーム諸国ほど戒律は厳しくありません。しかし、モスクなどの宗教的な場所では、男女ともにタンクトップや短パンなど肌の露出が多い服装は避けるべきです。また、ロシア正教会の教会に入る際は、女性は頭部を覆うスカーフを持っておくと良いでしょう。

まとめ

カザフスタンを訪れる際は、気候に応じた服装選びと文化への配慮が大切です。適切な服装を心がけ、快適な滞在を楽しんでくださいね。

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