ルーマニアの気候の特徴と服装、年間の気温と降水量を東京と比較 

地球の歩き方編集室

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更新日
2025年12月26日
公開日
2025年12月26日
©iStock

ルーマニアは、ドラキュラ伝説で知られるトランシルバニアや、中世の街並みが残る都市群など、観光名所も豊富です。この記事では、ルーマニアの気候やベストシーズン、服装のポイントについて解説します。

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ルーマニアの気候の特徴

ルーマニアは北海道とほぼ同じ緯度に位置し、大陸性気候に分類されます。日本と同様に四季があり、特にカルパチア山脈を境にして山岳部と平原部で気候が大きく異なります。山岳部では積雪が多く、冬は寒さが厳しくなります。夏でも朝晩は冷え込むことがあるため、上着を用意しておくことをおすすめします。

ベストシーズン

ルーマニア観光のベストシーズンは5月から10月です。この時期は日照時間が長く、観光に最適です。

湿度が低い夏

6~8月の夏は、ブカレストでは気温が35℃以上になる日もありますが、湿度が低く過ごしやすいです。ドナウデルタや黒海沿岸のリゾート地はこの時期が特におすすめです。ホテルは混雑するため、事前に予約をしておきましょう。

過ごしやすい秋

9~11月の秋は、 一年で最も過ごしやすい季節で、特にモルドヴァ地方やマラムレシュ地方では美しい紅葉が楽しめます。

雪と寒さの冬

12~3月の冬は、厳しい寒さが続き、ブカレストなど各地で雪が降ります。シナイアやブラショフではスキーを楽しむこともできますが、黒海沿岸のホテルは冬季に休業することが多いので注意が必要です。

ルーマニアの年間気温と降水量

ブカレストと東京の年間気温を比較

ブカレストと東京の年間降水量を比較

出典:気象庁ホームページ (https://www.data.jma.go.jp/cpd/monitor/nrmlist/)を加工してグラフ作成

ルーマニアでの服装のポイント

ルーマニアでの服装は日本とほぼ同じで構いませんが、平均気温は日本よりも低いため、以下のポイントに注意してください。

夏でも薄手の上着を

夏の夜は冷えることがあるので、薄手の上着を持っていると安心です。

春と秋は防寒の上着を

春や秋でも、防寒用の上着を用意しましょう。

冬は防寒着と防水靴を

冬は厚手のセーターやジャケット、手袋、毛糸の靴下、帽子、滑りにくい靴底の防水靴を準備することをおすすめします。また、乾燥を防ぐためのスキンクリームも持参すると良いでしょう。

まとめ

ルーマニアの気候は四季がはっきりしており、旅行シーズンによって異なる魅力があります。訪れる際は、季節に応じた服装を準備し、素晴らしい思い出を作ってくださいね。

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