イギリス・オックスフォードのおすすめスポット9選!世界の英知が集う学問の町を巡る
2025.6.12
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エディンバラには悠久の歴史と豊かな文化が息づいている。この記事では、そんなエディンバラを訪れるなら必見の観光スポットを10ヵ所紹介する。歴史の重みを感じながら、時には現代アートに触れる、そんな贅沢なひとときを楽しんでほしい。
高台にそびえるエディンバラ城は、その地理的優位性から要塞として利用され、幾度も戦闘の舞台となった。その壮大な石造りの要塞に迎えられ、城内に足を踏み入れると貴重な歴史的遺産が残されている。王宮には、運命の石や、戴冠宝器である王冠、御剣、王笏が保管されており、必見。
エディンバラ旧市街の中心を貫くロイヤル・マイルは、エディンバラ城からホリルードハウス宮殿まで約1.6km続く石畳の通り。ステンドグラスやパイプオルガンが美しい聖ジャイルズ大聖堂、スコッチウイスキーの知識を深めて味を探求できるスコッチウィスキー・エクスペリエンスなど、見どころが点在しており、町歩きの途中に立ち寄るのもおすすめ。夏のエディンバラ・フェスティバル開催期間中は、さらに活気に満ちあふれる。
ロイヤル・マイルの東端にあるホリルードハウス宮殿は、現在も王室メンバーがスコットランドを訪れた際の滞在先として利用されている。かつてのスコットランド女王メアリーが愛した宮殿でもあり、北西の塔には1561~1567年まで彼女が過ごしたメアリーの部屋(Mary, Queen of Scot’s Chambers)がある。また、宮殿内で最も大きな部屋であるグレート・ギャラリーには、歴代のスコットランド王と女王の肖像画が飾られており、長い歴史を感じることができる。宮殿内のカフェでアフタヌーンティーを楽しみ、優雅なひと時を過ごすこともできる。
スコットランドの歴史や文化を深く知るなら、スコットランド国立博物館がおすすめ。博物館は東館と西館に分かれており、東館は古代エジプトや東洋の美術品など世界中から集めた作品が展示され、西館は貴重な収蔵品の展示や映像などを駆使した最新技術を用いてスコットランド史を解説している。
国立スコットランド美術館は、西洋絵画コレクションがそろう世界でも指折りの美術館。ボッティチェッリ、ラファエロ、エル・グレコ、レンブラント、モネ、ゴーギャンなど、スコットランドを含めヨーロッパの名立たる芸術家の作品、およそ12万点を収蔵している。
ギリシャ神殿を思わせるたたずまいのロイヤル・スコティッシュ・アカデミーは、スコットランドの現代アートの中心地として知られる。1826年に設立され、国内外の著名なアーティストによる展覧会が定期的に開催されている。
2015年に世界遺産に登録されたフォース鉄橋は、全長約2530m、桁下高46mのスケール。世界初のカンチレバー・トラス式の鉄橋であり、1890年の開通当時は世界最長を誇った。今日でも1日200便以上の列車がこの橋を往来している。橋の周辺には散策路や展望スポットが設けられているので、ライトアップされたフォース鉄橋を眺めながら優雅なひとときを過ごすのもいい。
ディンバラの旧市街に位置する聖ジャイルズ大聖堂は、1124年にデイヴィッド1世によって建立された教会。教会内に足を踏み入れると、美しいステンドグラスや壮麗な天井の彫刻が目に飛び込んでくる。教会の内部にはスコットランドにおける宗教改革の指導者ジョン・ノックスの像が飾られており、彼はこの大聖堂で新教の教えを説いていた。今では、コンサートや講演会などさまざまなイベントが開催されている。
スコットランドといえばウイスキー。その魅力を存分に味わうことができるのが、スコッチウイスキー・エクスペリエンス。保管庫には3384本のスコッチウイスキーがあり、見ているだけで心が踊る。ここでは、スコッチウイスキーの製造過程を学びながら、実際に試飲することができる。ツアーは、ウイスキーの樽に見立てた乗り物に乗って見学するところから始まり、ウイスキーの原料や製造工程について学ぶことができる。さらに、スコットランド各地の代表的なウイスキーを味わい、その違いを楽しむことも可能。ウイスキー好きはもちろん、初心者でも楽しめるよう、ていねいにガイドしてくれるのもうれしいポイント。オーディオガイドは日本語版もある。
エディンバラ動物園は、1913年に開園した人気の動物園。1000種以上の動物が暮らしており、コアラなどの希少な動物を間近で見ることができる。動物たちは、自然に近い環境で生活できるよう工夫された園内でのびのびと暮らしている。特に、イワトビペンギンやジェンツーペンギン、キングペンギンが飼育されている「ペンギンロック」が有名。
エディンバラは、歴史ある町並みと豊かな文化が魅力の都市。石畳の道を歩けば古きよき時代の雰囲気に浸ることができ、城や宮殿、美術館や博物館を訪ねればその美しさに心酔するだろう。