イギリス・エディンバラのおすすめスポット10選!古きよき伝統息づく町を巡る
2025.6.13
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オックスフォードは歴史ある学問の町であり、映画『ハリー・ポッター』のモデルになった場所も点在している。今回は、そんなオックスフォードで特に訪れるべき9の観光スポットを紹介する。オックスフォードで経験することすべてが、あなたの人生をより実りあるものにしてくれるだろう。
アシュモーリアン博物館は、1683年に設立されたオックスフォード大学の博物館で、大学が運営する博物館としては世界一のコレクションを誇る。エジプトのミイラから現代美術まで多岐にわたる展示品を保有しているが、特に考古学に関する展示が充実しており、なかでもクレタ島のクノッソス遺跡から発掘された品々を収蔵していることでも有名。
ボドリアン図書館は、オックスフォードが誇る伝統ある図書館。蔵書は1300万冊以上、天井まで続く本棚とアンティーク調の机が並んでおり、ここで学ぶ学生はまさに知識の探求者。2階の閲覧室は映画『ハリー・ポッター』シリーズの撮影にも使われたことで有名。
カーファックス・タワーは、町のランドマークのひとつ。もともと聖マーティン教会の塔として建てられたもので、約100段の階段を登ると、約23mの高さからオックスフォードの町並みや歴史ある建造物を眺めることができる。
オックスフォードの中心にそびえる聖メアリー教会では、かつて大学の行事や集会、礼拝などが行われていた。ブラッディー・メアリーの異名で恐れられたメアリー1世による異端裁判が行われた場所としても知られている。今では多くの観光客が訪れる観光スポットであり、1280年に建てられたものといわれている塔の上からはオックスフォードの町並みを一望できる。
オックスフォード城は、1071年のノルマン征服の直後に建てられた城で、1700年頃からは牢獄として使用されていたなど、さまざまな歴史的なできごとの舞台となってきた。現在では一般公開されており、塔に上ってオックスフォード市内のパノラマビューを楽しむことができる。また、ガイドツアーに参加すれば、城の歴史や幽霊伝説など、興味深い話を聞けるだろう。
オックスフォード博物館は、オックスフォードの歴史が学べる場所。考古学や社会史に関するさまざまな展示があり、サクソン時代から現代にいたるまでこの町がどのような役割を果たしてきたかを知ることができる。ガイドツアーなどさまざまなプログラムが開催されているので、子供から大人まで充実した時間を過ごせるだろう。
1264年に設立されたマートン・カレッジは、オックスフォード大学のなかでも特に古い歴史をもつ。これまでに、フェルマーの最終定理を証明した数学者アンドリュー・ワイルズ、『指輪物語』の著者J・R・R・トールキン、血液循環を発見した医師ウィリアム・ハーヴェイなど多くの著名人を輩出してきた。天皇陛下もこのカレッジに在学していた。
オックスフォード大学を代表するカレッジのひとつであるクライスト・チャーチで訪れる人々がまず目を奪われるのは、大聖堂とグレート・ホールだろう。グレート・ホールは映画『ハリー・ポッター』で魔法学校の食堂のモデルになったことで有名。天井には見事なゴシック様式のアーチ、壁には肖像画が並び、まるで映画の世界に入り込んだかのよう。映画を見た人なら、きっとホールに続く階段も見覚えがあるだろう。
ボドリアン図書館の施設のひとつであるラドクリフ・カメラは、ひときわ目を引くドーム型の建物が特徴。1749年に建設されたもので、内部には膨大な書物が保管されている。一般の人の立ち入りは禁止されているため、見学したいときは事前に図書館のガイド付きツアーを予約しよう。
オックスフォードは、歴史と知識にあふれた魅力ある街。ここで紹介したスポットはその魅力の一部に過ぎないが、どれも一度は訪れる価値があるろころばかり。いにしえの学者たちが思索にふけった場所や、歴史の重みを感じる建物群が、訪れる者を魅了し続けている。オックスフォードで過ごす時間は一生の思い出になるだろう。