韓国と日本の時差とフライト時間、時差ボケ対策
2025.5.22
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景福宮は、朝鮮王朝時代に建てられた5つの宮殿のなかで、最大の規模と建築美を誇る。太祖・李成桂により、朝鮮王朝の正宮として1395年に創建されたと伝えられている。1592年に多くの建物が焼失したが、その後再建された。そして、王朝の没落とともに景福宮も王宮としての機能を失った。現在は、朝鮮王朝の歴史を今に伝えている役割を果たしている。
宮殿内には美しい庭園や建築物が点在しており、国宝の勤政殿や慶会楼は必見。光化門では守門交代式が行われ、色鮮やかな衣装に身を包んだ兵士たちが儀式を執り行う。
宗廟は、太祖・李成桂が朝鮮王朝の建国とともに建てた廟で、静謐な雰囲気が漂っている。朝鮮王朝時代の歴代の王と王妃の位牌が祀られており、祭祀を執り行う場所として重要な役割を果たしてきた。現在も毎年5月には、ユネスコの無形文化遺産に登録されている宗廟大祭(チョンミョデジェ)が、王家の末裔によって執り行われる。宗廟大祭では、儀式に加え、音楽や舞踏なども披露され、今日まで守り伝えられてきた伝統文化を体感することができる。
Nソウルタワーは、ソウルを代表するランドマークで、標高240mの南山に建てられたテレビ塔。塔の高さは236mで、塔の5階にある展望台が一般開放されている。山と塔の高さを合わせると、展望台は標高471mに位置することから、ソウル市内を一望できるビューポイントとして人気を博している。Nソウルタワーへはロープウェイでもアクセス可能。
仁寺洞は、韓国の伝統を感じられるエリア。入り組んだ路地には、伝統工芸品店やアンティークショップ、カフェや伝統的な飲食店などが軒を連ね、年齢問わず多くの人が訪れる。毎週末になると歩行者天国となり、地元のアーティストによるパフォーマンスやフリーマーケットが開催され、一層にぎやかになる。
明洞は、韓国のトレンドの中心地。ブランド店、デパート、アウトレットなどが軒を連ねており、定番から最新のコスメ探しを満喫することができる。また、明洞は食べ歩きにも適しており、トッポッキやホットクなどの韓国の屋台料理はぜひ味わっておきたい。カフェやレストランも充実しており、ショッピングの合間にひと息つくことができるのも魅力。
南大門市場は、ソウルを代表する伝統市場のひとつで、韓国で最も古い市場として知られている。韓国ならではの食材や雑貨、衣料品などがところ狭しと並べられており、掘り出し物を探すのも楽しい。また、ホットクやマンドゥなどのローカルフードも味わうことができる。市場内の路地は迷路のように複雑なので、迷わないように注意しよう。
広蔵市場は、ソウルの伝統市場のなかでも特ににぎわいを見せるスポット。新鮮な食材や韓国料理の屋台が並び、地元の人々が楽しんで食事をしている。特に人気なのが、韓国の伝統的な軽食ピンデットクやユッケで、これらを目当てに訪れる人も多い。韓国伝統衣装である韓服や工芸品も販売されているので、お土産探しにもぴったり。
東大門(興仁之門)は、ソウルを象徴する存在。14世紀に建てられた漢陽都城の東門であり、大規模な修復を受けて現在の姿にいたる。門の南側には東大門市場があり、プチプラファッション街となっている。
ソウルの中心地にありながら、瓦ぶきの伝統的な家屋「韓屋」が集まるエリアで、歴史的な町並みを今に残している。現在では、家屋はレストランや文化センターなどに使われているが、内部に入ると当時の面影を感じることができる。
漢江は、ソウルを南北に流れる川。漢江沿いには多くの公園やレジャースポットが点在しており、自転車道やジョギングコースなども整備されているので、人々がサイクリングや散歩を楽しんでいる。夜になると橋がライトアップされ、幻想的な姿になる。夏には花火大会、冬にはアイススケートリンクなど、1年を通じて楽しむことができる
ソウルは多彩な魅力に満ちている。コスメやファッションなどの流行を求めるもよし、歴史や文化を感じるもよし、自分なりの楽しみ方でソウルの旅を満喫しよう。