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南アフリカに囲まれた王国、エスワティニ(旧スワジランド)。豊かな自然景観と深い文化的背景が魅力で、首都ムババーネ近郊には山岳地帯や渓谷、古代遺跡など、見どころが豊富なスポットが点在している。今回はエスワティニを旅するなら外せない、5つの観光スポットを厳選して紹介する。
花崗岩の一枚岩であるシべべ・ロックは、一枚岩としては世界でも有数の大きさを誇る。頂上までの道のりは容易ではないが、そこから望む景色は一見の価値あり。
「天国の谷」という名をもつエズルウィニ渓谷は、王家の都が置かれた地域。ロイヤル・クラールという王宮は、リードダンスの日とインクワラデイが行われる日の年に2回のみ公開される。国立博物館を訪ねれば、王家に関する展示などを見ることができる。
マロロジャ自然保護区は、エスワティニ北西部に広がるおよそ18000ヘクタールもの面積を有する。ここには絶滅危惧種を含め多様な動植物が生息しており、ハイキングコースやキャンプ場なども整備されている。
ヌグウェンヤはスワジ・ガラス(Swazi Glasses)で知られる町。ガラス工房が点在しており、職人がガラス製品を制作している様子を見ることができる。
フラネ・ロイヤル国立公園は、かつて王族の狩猟場だった場所であり、現在は国立公園として整備されている。ここでは、サファリツアーなどに参加すれば野生動物たちを観察することができる。公園内にはハイキングコース、キャンプ場や宿泊施設も整備されている。
エスワティニには、自然豊かな土地に伝統を守り伝える人々が暮らしている。今回紹介した5ヵ所を訪れれば、エスワティニの魅力を感じることができるだろう。