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台湾といえばハズせない小籠包はもちろん、絶対食べたい注目のグルメから、夜市、町歩き、話題のリノベスポットまで、いま台北で体験したい10のこと&おすすめスポットをご紹介。したいこと【1】~【5】を紹介した前編につづき、後編ではおさんぽが楽しい人気エリアやローカルな台湾式居酒屋へご案内します。次の台湾旅行で気になるスポットをぜひチェックしてくださいね!
メイドイン台湾のキュートな雑貨やグルメ、おしゃれなカフェが集まる人気エリア「永康街」。メインストリートから路地裏まで街歩きしながら、ショップ巡りを楽しみましょう。
永康街でいま注目したいティースタンド&カフェが「京盛宇」。お茶の風味を20種類のカラーブロックで表現したカードから、好みの1枚を選ぶとお気に入りのお茶に出合えます。
迷いつつもローズピンクとブルーのカードを選ぶと、カードの裏面に「東方美人 オリエンタルビューティ。初恋のような甘酸っぱい味わい、果物の香りと蜜を楽しむ幸福感」と、お茶の種類や説明が日本語で書かれていました。一期一会で巡り合ったお茶にすっかりときめき、幸せな癒やしのひとときを堪能。お茶はお好みでホットでもアイスでも選べます。
「心想事成(あなたの願いがすべて叶いますように)」などの願いが書かれた、かわいいお守りパッケージのお茶はバラマキみやげにもピッタリ!
気に入ったお茶は茶葉やティーバッグなどお好きなタイプを購入できます。パイナップルケーキの人気店「微熱山丘」のパイナップルケーキやアップルパイも販売。
香り高いおいしいお茶をいただいたら、ぜひおみやげもチェックしてみてください。
台湾スイーツの代表といえるかき氷。「金雞母」では、クレームブリュレや白玉などをトッピングした進化系マンゴーかき氷がいただけます。夏季限定のマンゴーかき氷には、カットしたフレッシュなマンゴーがゴロゴロ入って、食べ応えもバツグン。トッピングのクレームブリュレをバーナーであぶって仕上げる演出に、ワクワクが止まりません。
かき氷のほか、ふんわりもちもちのカステラ生地がおいしいどら焼きも必食。わらび餅入り小豆あんの蕨餅紅豆(80元)や塩バター入りタロイモあんの鹹奶油芋頭(80元)など、「金雞母」らしい台湾どら焼きもぜひ味わってみてください。
かき氷やどら焼きはテイクアウトも可能です。
MRT中山駅から雙連駅への遊歩道が続く心中山線形公園を中心に、中山エリアには高級ホテルやデパート、大型書店などがズラリ。中山駅4番出口の西側にある赤峰街にもおしゃれなカフェやショップが続々オープンしています。永康街とあわせてショップ巡りを楽しみましょう。
台湾を代表する小籠包店といえば、やはり「鼎泰豊」。日本では食べられないメニューも豊富に揃っているので、定番の小籠包はもちろん、前菜から点心、麺、炒飯まで食べまくりましょう。小籠包は蟹味噌やヘチマ&エビ、トリュフ、チョコレートなどの変わり種も人気です。ぜひいろいろ食べ比べてみてください。
2020年に移転オープンした「鼎泰豊」新生店では、職人が小籠包を作る様子を見学できます。18絞りと決められている薄皮のヒダを、次々に折り込んでいく熟練のワザに釘付けになること間違いありません。
「華山1914文創産業園區」は、日本統治時代から1987年まで続いた酒の醸造所跡をリノベーション。酒蔵や倉庫などが当時の面影を残しながら、おしゃれなカフェやアートギャラリー、イベントスペースなどに変身。緑あふれる園内で、台湾カルチャーを体感しましょう。
清代に台北初の貿易港として栄えた街並みを残した「剥皮寮歴史街區」。当時このエリアで木材の皮を剥いでいたことから剥皮寮の地名に。日本統治時代の建物も保存され、老街の雰囲気たっぷり。赤いランタンが映える建物をバックにエモい写真を撮影しましょう。街區内には台北市郷土教育センターもあり、剥皮寮の歴史や郷土文化を学ぶことができます。台北発祥の地といわれる地域の歴史や文化に思いを馳せながら、散策してみてください。
赤レンガのレトロな建築物が印象的な迪化街は、台北で最も歴史ある問屋街。漢方薬やドライフルーツの老舗店のほか、古いビルをリノベーションしたおしゃれなカフェや雑貨店などが並んでいます。新旧が融合したオールドストリートを歩きながら、おみやげ探しを楽しみましょう。
お気に入りの台湾みやげをゲットしたら、迪化街からほど近い淡水河リバーサイドの「大稲埕碼頭貨櫃市集
」へお立ち寄り。夕日と夜景スポットとしても人気の大稲埕碼頭には、ドリンクやフードを販売するコンテナショップがズラリ並んでいます。クラフトビールを片手に、心地よい川風を感じながら、きらめく淡水河の絶景リバービューを楽しみましょう。
おいしいビールと海鮮をはじめとする台湾料理を堪能するなら、台湾式居酒屋「熱炒」がおすすめです。ビールはもちろん、ハイボールやカクテルなどのお酒に合うおつまみも豊富で、リーズナブルにいろいろなメニューを味わえます。台北っ子でにぎわう「林美如 海鮮。熱炒。焼烤。酒場」で、ローカルに交じって乾杯しましょう!
台北旅の拠点となるホテルは立地や設備、予算など、重視したいポイントにより選択肢はさまざま。今回宿泊したのは、台北市内に多くの系列ホテルを展開する「CHECK inn SELECT Taipei Nangan(雀客藏居台北南港)」。台北流行音楽中心や南港展覧会にほど近く、おみやげ探しにも便利なスーパーマーケット・カルフールも徒歩圏内。ベッドはシモンズのマットレスを採用、大きくて深いバスタブも完備され、旅の疲れを癒やすのに最適のホテルです。
【2025年最新!台北でしたい10のこと】(後編)はいかがでしたか?
ぜひ次の台湾旅行で気になるスポットを訪れてみてくださいね。
※当記事は、2025年8月3日現在のものです
TEXT・PHOTO:地球の歩き方編集室 金子 久美、PHOTO: 河合瑛美
取材協力:台北市政府観光伝播局、雀客藏居台北南港