「地球の歩き方」がマクドナルドのハッピーセット®に初登場!7月11日より期間限定で販売
2025.7.11
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旅先での朝食は、その土地の文化を感じる大切なひととき。ハワイには、朝の時間帯だけ楽しめる「ハワイ限定メニュー」があるのをご存じでしょうか。1968年、ハワイ初のマクドナルドがアイナハイナ・ショッピングセンターにオープン。当時、近所に住んでいたドロシー・メイソンさんによれば、ハンバーガーは1個19セントだったそうです。今では、ご飯とスパムがセットになった朝食メニューが地元でも親しまれています。今回は、そんな「ハワイだけの朝マック」と、看板メニューの「ビッグマック」を実際に味わってきました。
ハワイのマクドナルドには、ちょっと意外な朝食メニューがあります。それが「白いごはんとスクランブルエッグ、そしてスパムやポーチュギーズソーセージ」のセット。
日系人が多く暮らすハワイでは、日本と同じ短粒米が主流。アメリカ本土では長粒米が一般的なので、この点もハワイならではといえます。さらに、スパム社のデータによると、ハワイは全米でもっともスパムの消費量が多い州。年間約700万缶、人口換算で1人あたり約4.8缶が食べられているそうです。ローカルの人々にとって、スパムはまさに生活の一部なのです。
さて、ハワイ限定朝マックには3種類あります。ベースはすべて「ごはん+スクランブルエッグ」。そこに加えるお肉を次の3パターンから選びます。
私は今回、塩味の効いた2枚のスパムとマイルド味の3枚のポーチュギーズソーセージが入った「ローカル・デラックス・プラッタ」を注文してみました。卵はしっかり調理したスクランブルエッグ、ご飯はお茶碗に1.5杯分くらいあり、ボリュームたっぷりです。卵やお肉は追加料金で増量も可能です。
通のおすすめは「アロハ醤油」。注文時にお願いすると、小袋に入ったアロハ醤油を無料でもらえます。これはハワイ生まれのローカルブランドで、日本の醤油よりも塩分控えめ。白いごはんにそのままかけてもまろやかで、ごはんとの相性も抜群です。
プレートの上には、ハワイのソウルフードであるスパム、ポルトガル由来のポーチュギーズソーセージ、アメリカ定番のスクランブルエッグ、そして日本の白米。それぞれのルーツが交差するハワイらしい一皿は、まさに文化のハイブリッド。国境も人種も越えた「世界の朝ごはん」ともいえるかもしれません。
以前はサイミン(ハワイ独自のつゆ麺)や、ココナッツ風味のハウピアパイ、紫色が印象的なタロパイといったメニューもありました。現在は残念ながら姿を消していますが、筆者はサイミンの復活を心待ちにしています。
ハワイで迎える朝。せっかくなら、その土地の文化を感じられるハワイ限定朝マックで、旅の一日をスタートしてみませんか?
マクドナルドの看板メニューのひとつが「ビッグマック」。筆者にとって、それは特別な存在。大学生の頃によく友人とマクドナルドに立ち寄り、ビッグマック・コンボを頬張ったあの時間が、今も心に残っています。
そんな懐かしさを思い出させてくれたのが、先日ふらりと立ち寄った午後のマクドナルド。ランチを食べそびれてしまったものの、どうしても何かしっかりしたものを食べたくなり、マキキの店舗へ。15時を過ぎていたにもかかわらず、ドライブスルーは長蛇の列。モバイルオーダーで駐車場まで運んでもらう人の姿も見られました。店内は6〜7割ほどの客入り。地元の人の根強い人気を感じます。
単品のビッグマックは$5.99(約893円)。世界中どこで食べても「あの味」、裏切らない安定感があります。2枚の100%ビーフパティに、ビッグマック特製ソース、シャキシャキの千切りレタス、プロセスチーズ、ピクルス、刻んだオニオン。それらを3段重ねのごま付きバンズでサンドしたボリュームたっぷりの一品です。
今回は空腹も手伝って、Mサイズのコンボメニュー:$10.59(約1580円)を注文しました。ドリンクとフライドポテトがついてくるセットで、ドリンクはセルフサービス式。レジでもらったカップに好きな飲み物を自由に注げるアメリカらしいスタイルです。
ポテトには、たっぷりのケチャップをつけて食べるのがアメリカの定番。
ひと口頬張ると、ふわりと広がるあの懐かしい味。甘味と酸味の効いた特製ソースは、マヨネーズとケチャップを絶妙にブレンドしたような深い風味で、レタスやピクルスとのバランスも絶妙。まさに“青春の味がした”という表現がぴったりでした。
ハワイの午後、明るい日差しのなかで味わうビッグマック、みなさんもぜひ味わってください。
価格はすべて2025年7月現在のものです。消費税は含まれていません。
店舗により価格が異なる場合があります。